講談社+α文庫
こどもはおもしろい

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  • サイズ 文庫判/ページ数 311p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784062569279
  • NDC分類 371.45
  • Cコード C0111

内容説明

学校へ行きたくないこともある…勉強が嫌いになることもある…人間関係でぶつかることもある…臨床心理学の第一人者が、こどものゆれる心とどう向き合うか、その子のよさをどう引きだすか、性の問題にどう答えるか、などなど、現場の声を聴きながらアドバイス!こどもの心は、親のものさしでは計れない。

目次

1 ゆれる「思春期」―谷口研二さんと
2 先生の通信簿―岸本晃さんと
3 たんけん、はっけん、ほっとけん―井阪尚司さんと
4 子どものアイデアを生かす―池田光子さんと
5 どうすれば「個性」が育つか―吉泉和憲さんと
6 生の声が聞こえる授業―片桐啓恵さんと
7 マン・ツー・マンで向き合う―壬生博幸さんと
8 保健室からのメッセージ―岡野恵実子さん・川上照代さん・中川八重さんと
9 子どもは魂で応える―高梨珪子さんと
10 「自由」が生きている―村山実さんと
11 教師からはじまった人生―安野光雅さんと

著者等紹介

河合隼雄[カワイハヤオ]
1928年、兵庫県に生まれる。京都大学理学部を卒業。臨床心理学者。京都大学名誉教授。スイスのユング研究所に留学後、日本にユング派心理療法を確立した
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うりぼう

5
こどもが面白いのは、純粋だからではない。一個の人間として、本気で生きているからおもしろのだ。2005/07/06

らくだ

4
臨床心理学者の河合隼雄と様々な教育者の対談本。私は自分の学生時代に思うことがたくさんあるので、自然と児童文学や子供について書かれた本に興味が湧いて色々読んでいるのだが、この本は興味深かった。特に登校拒否の子供が通う高校についての話が考えさせられた。2016/10/22

honda

2
小学校の先生の学校での工夫の話。 やっぱり、愛情をかけたぶんだけ子どもは応えてくれるのかなぁ〜 安全はもちろん大事だけど、何も危険をおかさず、事なかれ主義でする保育は楽だけど面白くない。 難しいもんだ。2016/12/30

ねっしー

2
著者と先生方の対話から、“本当の教育”を考える本。個性を尊重しようという新たな方針に、学校教育のシステムが対応しきれていない現状。そのような中でも、創意工夫を続け、子どもと向き合う先生方の姿は、素敵である。2014/01/28

オカヤン

1
河合先生の言葉がしみる。 「先生が正しいことを教えたがるのは、だめである。」「子どもの体験を大切にしていると、子どもたちが、正しい答えや方法を自ら発見いき発見の喜びを通して、それが自分のものとなるところが真に教育的と考えれる。長い目で見た、子どもの耕がいる。管理より、子供を開くことが大事。嫌いになれば教育は成り立たない」 「厳しい対決の姿勢とそれを行うエネルギーを持たず生徒の自由や自主性を尊重するのはナンセンス」 「人間て聞いてほしいんですよね」 「鍛えられた優しさ」2020/04/09

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