内容説明
時はバブル全盛期から、はじけるころ。いわゆるバブル紳士や黒幕、ヤクザたちが跋扈していた。古都・京都にも東京から大阪からものすごい勢いで資本が流れ込み、地上げやマンション、ゴルフ場開発が進行するなかで、事件が頻発した。事件の背後で暴利をむさぼったのは誰なのか―。同和、暴力団、宗教団体、有力企業、官公庁などの暗部を綿密な取材で暴く!マスコミが報じない現代のタブーに挑む「懲りない面々」シリーズ第1弾。
目次
「同和」をネタに行政を脅す暴力団―“成功報酬”は一億円也
京の闇を仕切る会津小鉄・高山登久太郎会長に迫る
KBSを乗っ取った黒幕たち―福本邦雄・許永中・山段芳春氏の狙い
“地獄の特急便”の錬金術―佐川急便・佐川清会長の虚像と実像
得体が知れない崇仁協議会の力と金
“京都最後の一等地”の奇怪な動き―光進・小谷逮捕で疑惑が噴出
「建都千二百年」にかける塚本幸一商議所会頭の内憂外患
三和銀行のダーティーワーク―ライトプランニング事件の深層
倒産した村本建設の背後に「政治家」と「解放同盟」の影
「金丸」企業に四十七億円支払った京都市―背後にイトマン人脈
阿含宗・桐山靖雄管長の闇―その急成長の秘密と実態を暴く
東本願寺紛争の舞台裏―内紛に群がる右翼、利権屋、勝共連合
“現代のタブー”となった裏千家、二つの顔
占い師・細木数子と組んだ世にも不思議なお墓商法
著者等紹介
湯浅俊彦[ユアサトシヒコ]
1937年、京都府に生まれる。立命館大学法学部卒業。国家公務員、週刊「京都民報」記者・編集長を経て、1986年、かもがわ出版編集長、1998年、同会長
一ノ宮美成[イチノミヤヨシナリ]
1949年、大分県に生まれる。同志社大学文学部卒業。新聞記者を経て、フリージャーナリストに。『関西に蠢く懲りない面々』(かもがわ出版)シリーズの著者
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感想・レビュー
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nobody
Hiroyuki Masubuchi
towerofthesun
さざめざく
キオン☆