内容説明
“ビール革命”とまでいわれた「スーパードライ」によって、どん底のアサヒビールは奇跡の復活を遂げた。最後発だった発泡酒でも、満を持した「本生」が大ブレイク。ついにキリンビールから首位奪還を果たした。かつてシェア10パーセントを切るほどだった弱小企業が、なぜここまで変われたのか?“地獄を見た”男たちは、何を決断し、いかに行動したのか?男たちの熱い闘いが実現させた、アサヒビール大逆転までの20年を追う。
目次
第1章 起死回生の“ビール革命”
第2章 停滞を打ち破ったトップの決断
第3章 チャレンジが困難をチャンスに変える
第4章 ライバルに勝つ企業の底力
第5章 一点突破を可能にする攻めの経営
第6章 四十八年目の大逆転
著者等紹介
大下英治[オオシタエイジ]
1944年、広島県に生まれる。広島大学文学部を卒業。大宅マスコミ塾第7期生。1970年、週刊誌の特派記者となる。月刊誌に発表した『三越の女帝・竹久みちの野望と金脈』が反響を呼び、岡田社長退陣のきっかけとなった。作家として政財官界から芸能、犯罪まで幅広いジャンルで旺盛な創作活動をつづけている
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