内容説明
遊ぶことで脳は発達する。力めば「勝ち」は遠ざかる。心配事の８割は起こらない。「闘争心」はからだの免疫力をうばう…。人間の遺伝子には「楽天的に生きたほうが成功する」という情報が組み込まれているから、楽しく生きればすべての夢はかなえられる！「口ぐせ博士」として数々のベストセラーを生み出した著者が、心もからだもイキイキと若返り、お金がもうかって、人生がもっと明るくなる“魔法の法則”を開陳。
目次
第１章 「がんばり思考」の落とし穴（がんばりすぎてはいませんか；遺伝子のなかに組み込まれた“楽天思考” ほか）
第２章 「楽天思考」で成功人生のすすめ（事実よりも考えかたが重要；ハウツー本でハッピーになれないわけ ほか）
第３章 脳で思ったとおりに人生は動く（心とは大脳のこと；人類は“生き抜く”天才 ほか）
第４章 年齢は自分でつくるもの（生きることは化学反応の連続；老化のスピードを決めるのは意識 ほか）
第５章 「口ぐせ」が夢をかなえる（言葉が人生を決めていく；成功したいなら語彙を豊かにしよう ほか）
著者等紹介
佐藤富雄［サトウトミオ］
１９３２年、北海道北見市に生まれる。東京農業大学、早稲田大学卒業。東京農業大学大学院博士課程修了。医学博士、理学博士、農学博士、経営学修士。外資系企業などの勤務を経て、Ｐａｔｅｎｔ Ｕｎｉｖｅｒｓｉｔｙ ｏｆ Ａｍｅｒｉｃａ学長、中国首都医科大学名誉教授を務める。大脳・自律神経系と人間の行動・言葉の関連性を研究、独自の「口ぐせの科学」を確立
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
melon
17
動けば快楽ホルモンが出る。2015/07/27
nappa
3
自分の人生を棚卸する機会を与えてくれた本。2018/02/26
KAKAPO
2
意識は、日常使う言葉によってできている。肯定的な言葉を使い、ポジティブな考え方をしていれば、そのとおりの人生がつくられていく。物事に取り組むとき、できると考えた場合と、できないと考えた場合とでは、脳内におけるホルモンの働きがちがってくる。発音した言葉は、からだの器官を使って外に出たものなので、だだ考えているよりもはりかに脳内のコンピュータが読み取りやすい。絶えず前向きに、いい仕事をするぞ！と言葉に出していく。それがやがて意識として確立され、いい仕事にめぐり逢い、いい人たちと交流できるという結果につながる。2004/11/20
鬼山とんぼ
1
一見医学的知見がバックグラウンドにあるかのごとく思わせるが、相当にいい加減で牽強付会な論理展開が繰り返されており、薄手の自己啓発セミナー屋さんのレクチャーのようだった。心身を削って目的に邁進する人を「積極思考」と表現し早死にすると決めつけている点も、著者の言葉に対するデリカシーの乏しさを象徴していると思う。実際の人間はこんなに簡単に類型化できるもんじゃないだろう。まあ年を取るほどストレスが体にこたえるよ、というのは本当だろうが。2018/07/22
カラー
1
図書本。タイトルに惹かれて借りたが、タイトルから想像するより哲学的な書き方の本だった。2018/07/12
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