内容説明
手塚漫画の最も特徴的な点は、そのストーリー展開の中に驚くほど多くの博物的要素を含んでいることである。本書では、手塚治虫169作品の中から哺乳類、両生類、爬虫類、魚類・甲殻類・貝類、鳥類、樹木、草花・有用作物にわたるまで、191項目をピックアップし、手塚漫画の新たな楽しみ方に光を当てる。
目次
第1章 哺乳類
第2章 両生類・爬虫類
第3章 魚類・甲殻類・貝類
第4章 鳥類
第5章 樹木
第6章 草花・有用作物
著者等紹介
手塚治虫[テズカオサム]
1928年、大阪府豊中市に生まれ、兵庫県宝塚市で育つ。大阪大学付属医学専門部を卒業。おもな作品に、漫画では『ジャングル大帝』『鉄腕アトム』その他多数、アニメーションでは『展覧会の絵』『ジャンピング』その他多数あり、全400巻の『手塚治虫漫画全集』(講談社)も刊行された。宝塚市には手塚治虫記念館がある。1989年に死去
小林準治[コバヤシジュンジ]
1948年、東京都に生まれる。1966年、アニメーターとして、初めて手塚作品に参加する。1978年には、手塚プロダクション動画部門創設に参画。おもな作品に、『リボンの騎士』(動画)、『森の伝説』(原画)、『ジャングル大帝』(総作画監督)などがある。日本昆虫協会監事。日本昆虫倶楽部会員
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