内容説明
「天皇制とは何なのか、その真実を知ったとき、私は天皇を畏れ敬う必要のないことを確信し、私の精神は天皇の束縛から自由になった。私の精神は自由になったが、私自身は天皇から自由になっていない。それは私の属する日本の社会がいまだに天皇にとらわれ続けているからだ」―。長い間、くびきであり重荷であった天皇制の呪縛からの解放を強く日本人に訴える。
目次
第1章 天皇とは何か
第2章 近代天皇制の毒
第3章 天皇の軍隊
第4章 臣と民
第5章 象徴天皇制
第6章 昭和天皇の戦争責任
第7章 天皇制の未来
著者等紹介
雁屋哲[カリヤテツ]
1941年、中国・北京に生まれる。東京大学教養学部を卒業後、電通勤務を経て漫画原作者になる
シュガー佐藤[シュガーサトウ]
1953年、宮城県に生まれる。故石ノ森章太郎氏に師事した後独立する
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