内容説明
1958年9月、NASA(米航空宇宙局)が主導する極超音速・高高度研究実験の初号機、X‐15型1号機が完成した。目標は高度6万メートルでマッハ7、最大到達高度は8万メートル以上。12人のテスト・パイロットたちによる200回にもおよぶ飛行実験が繰り返される。度重なるトラブル、改良、克服、そして記録更新。男たちの飽くなき挑戦は続く…。NASA‐X機シリーズの雄であるX‐15型ロケット機の全貌を決定版スタイルで一挙に解説する。
目次
第1章 カラーで見るNASA超音速飛行への挑戦
第2章 X‐15、史上最強の超音速機
第3章 ポストX‐15計画
第4章 アメリカの初期の超音速輸送機
第5章 新たなるNASAの挑戦
第6章 日本の次世代超音速輸送機
著者等紹介
中冨信夫[ナカトミノブオ]
1949年、東京都に生まれる。宇宙工学アナリスト。米国クラーク大学、カリフォルニア工科大学大学院を修了。専門は画像工学、宇宙航法、誘導制御。理学・工学博士。NASA/SRI特別科学研究員。宇宙科学・工学をテーマに執筆・講演活動を行うとともに、宇宙科学映像プロデューサーとしても活躍
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