講談社+α文庫<br> マンガ 絶滅する日本の動物

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講談社+α文庫
マンガ 絶滅する日本の動物

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  • サイズ 文庫判/ページ数 361p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062566933
  • NDC分類 481.7
  • Cコード C0145

内容説明

外国から移入され定着した外来種を「帰化動物」と呼ぶ。帰化動物は生態系に影響を及ぼし、その土地に古くから棲む固有の動物を絶滅させることが多い。そのため世界的な問題になっているが、日本でも近年、対策が講じられるようになった。ブラックバス放流禁止、アライグマ捕殺などはその一環だ。本書では主な帰化動物を取り上げ、知られざる生態をマンガでやさしく紹介し、詳細な解説・資料も収載。多くの人に読んでもらいたい帰化動物入門書。

目次

チョウセンイタチは東を目指す
タイワンリスは森を滅ぼす
チョウセンシマリスはヤマネを襲う
アナウサギはオーストラリアを砂漠にする
アライグマは日本で大害獣となる
コウライキジは日本を制した
マングースは奄美の固有種を食い尽くす

著者等紹介

今泉忠明[イマイズミタダアキ]
1944年、東京都に生まれる。東京水産大学を卒業後、国立科学博物館特別研究生、富士自然動物園協会研究員として哺乳類を研究する。その後、文部省「国際生物計画調査」、環境庁「イリオモテヤマネコの生態調査」などに参加。1999年には、北海道サロベツ原野で世界最小級の哺乳類「トウキョウトガリネズミ」の世界初の捕獲に成功する。日本ネコ科動物研究所所長

佐藤晴美[サトウハルミ]
兵庫県に生まれる。京都市立日吉ケ丘高校、嵯峨美術短期大学の両校で陶芸を専攻する。陶芸講師を経てマンガ家となる。デビュー時から動物を描いた作品が多い
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yamakujira

2
タイトルのままに絶滅危惧種を紹介するのではなく、チョウセンイタチ、タイワンリス、チョウセンシマリス、アナウサギ、アライグマ、コウライイキジ、マングースをピックアップして、外来種が在来種に与える影響と、生態系や環境を改変する危険性を教えてくれる。漫画は登録しないことにしてるものの、今泉忠明の文章が各章に2ページと巻頭4ページ、巻末40ページあるからね。生態系を保全するだけなら交雑種でも代替種でも良さそうなものを、キジの話で「種を守る」のは人類の責務とするのが感慨深い。漫画が読みにくいな。 (★★★☆☆)2021/05/16

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