内容説明
看るほうにも看られるほうにも暗く重い介護問題を、ユーモラスに描いた前作『寝たきり婆あ猛語録』から数年…孫娘はアメリカ留学へ旅立ってしまったが、厳しい現実を笑って跳ね返そうという姿勢は変わらない。絶対に自分を犠牲にしないで介護をするために、娘が繰り出すあの手この手と、言いたい放題の婆あの一騎打ちに抱腹絶倒しながら、手抜き介護の実際を学べる一冊!NHK連続テレビ小説『天うらら』(1998年)の原案となった本。
目次
第1話 孤軍奮闘もまた楽し
第2話 以心伝心で絆づくり
第3話 臨機応変で急場をしのぐ
第4話 馬耳東風で一休み
第5話 温故知新で心機一転
第6話 物見遊山で敵状視察
第7話 内憂外患で知恵が湧く
第8話 呉越同舟で心が開く
第9話 弱者救済は世の習い
著者等紹介
門野晴子[カドノハルコ]
1937年、東京都に生まれる。ノンフィクション作家。1982年から学校教育と子どもの問題の著作に携わり、その後、自身の体験をもとに老人介護、老人福祉の分野で執筆および講演活動を行っている
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