内容説明
目からウロコとはこのこと!これまでいろ~んな台所の知恵はあったけど、皆、お説教臭い、面倒臭い、キマジメすぎる。でもうおつか流は、簡単!いい加減!変!鍋は上下段でイッペンに使う…鍋の二段活用。皮も骨も芯も使ってゴミも出ない。前の晩にチョチョイとつけとくから、ホンの少しでダシが効く。…とまあ今どきの食事情を大笑いしつつ、仁ちゃんが赤貧とともにひねり出したヘンチクリンなのに大真っ当な節約術の数々を発表した名著、待望の文庫化。
目次
第1章 うおつか流台所リストラ術の基本設計
第2章 うおつか流台所リストラ術の主食とおかずとしての乾物
第3章 育てる、増やす…リストラをささえる基本技術
第4章 安い素材を使いまわすやりくりの技術
第5章 フツーの料理のリストラなつくり方
第6章 イワシ、サンマ、安魚を味方につける料理
第7章 うおつか流おもてなし料理
第8章 うおつか流逸品レシピ
著者等紹介
魚柄仁之助[ウオツカジンノスケ]
1956年、福岡県に生まれる。実家は代々続いている古典料理屋。東京で15年古道具屋を経営するかたわら、学生時代の赤貧生活から編み出した独特の台所術を発表。安上がりで健康で手を抜いた暮らし方は爆発的人気となり、新聞、雑誌、講演にひっぱりだことなる。1999年から初の個人雑誌『月刊うおつか通信』を刊行し、話題をまく
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感想・レビュー
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kenitirokikuti
11
図書館にて。親本は1994年刊行でこの文庫版は2001年だが、2024年現在から振り返ると大差ない▲〈最近卵が安くなりました。10個100円などと言うと学生のころから考えると夢のような安さです。子どものころには、すき焼きのとき、生卵を二個使えたらなぁ、とせつに願っていたものです。〉昭和30年代後半ごろだろう▲イワシやサンマなど安魚を利用しようという記事がたくさんある。魚が安かったのも過去になったなぁ▲魚柄さんは福岡県の古典料理屋の生まれだという。その観点に立つと、レシピに広東料理を感じる。2024/11/05
まーちん
0
台所編はちょっとキツイなー。薄味が好きで化学調味料は濃すぎると感じる魚柄さんに比べ、現代っ子なわたしには真似できそうにないものばかり。ただ、乾物を使うなどヒントは得られたので出来ることで自分なりのリストラ(再構築)をしてみたい。本当にそうじゃろうか?を心がけて。2013/07/26
みきすけぶんぶん
0
うおつかさんのほかの本とだいたいの主張はかわりない。一冊読めば十分ではないかと思ってしまうけど、ついつい読んでしまうなあ。2012/07/02
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