講談社+α文庫
間違いだらけの老人医療と介護

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  • サイズ 文庫判/ページ数 261p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784062565387
  • NDC分類 493.18
  • Cコード C0147

内容説明

意味のないクスリの多用、早まった痴呆症診断、病院側の事情による入院。「専門医」の誤解と病院の都合が、老人と介護者を不必要に苦しめている。本書では、医者も知らない老年医学のウソ、ホントから、病院や介護サービスとの上手なつき合い方までを紹介。老親を抱え、いずれは自分も老親となるすべての人の助けになる一冊。

目次

第1章 これが「老人医療」の現場だ!
第2章 老年医学のここがヘン
第3章 老人の心にもっと目を向けよう
第4章 医者も知らない痴呆症のウソ・ホント
第5章 家族にできること、できないこと

著者等紹介

和田秀樹[ワダヒデキ]
1960年、大阪市に生まれる。1985年、東京大学医学部を卒業、同年より東大病院精神神経科、老人科、神経内科にて研修。国立水戸病院神経内科および救命救急センターレジデントを経て、1988年より浴風会病院神経科に勤務。1989年に日本神経学会認定医試験合格、1991年より東大病院精神神経科助手を務める一方、同年より米国カンザス州カール・メニンガー精神医学校インターナショナル・フェロー、1994年に帰国し、川崎幸病院精神科コンサルタント、東北大学医学部非常勤講師(老年内科)に。老年精神医学のほか、精神分析学、集団精神医学を専門とする
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うりぼう

2
ある面から見ると間違い、別の面から見ると正しい。前提として何を置くか?また、医療も介護も進化しているのも事実。2001/12/19

ookumamasa

1
著者は老年精神科の臨床も積み上げているだけに、介護現場で服用している薬の副作用や止め方を参考にさせていただいている。認知症の薬物療法で興奮・ハイテンションになるケースに対して抑制系のマイナー・トランキライザーを処方して混乱を招くケースなど、薬物が帰って高齢者の生活を壊している例は枚挙にいとまがない。介護現場から医療へのフィードバックが必要。2011/08/30

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