内容説明
解剖のこと、天気のこと、数学のこと、チョウのこと、イカのこと…考えれば、みなすべて深遠な哲学に到達する。SF界の巨匠が、専門用語ではない開かれた言葉によって、科学の第一線で活躍する人たちに「最先端のいま」を鋭く問い、学問の真髄を追究し、科学の面白さと奥深さを知る。
目次
第1章 科学哲学者・村上陽一郎さんと「哲学する科学者待望論」のはなし
第2章 解剖学者・養老孟司さんと「脳ミソを哲学する」はなし
第3章 JT生命誌研究館副館長・中村桂子さんと「生命の歴史を読み解く」はなし
第4章 動物行動学者・日高敏隆さんと「動物たちの言いぶん」のはなし
第5章 数学者・森毅さんと「頭のなかの回路」のはなし
第6章 気象学者・根本順吉さんと「地球の百葉箱」のはなし
第7章 理論物理学者・佐藤文隆さんと「星を見ずに星を語る人」のはなし
第8章 イカ学者・奥谷喬司さんと「前衛的なイカの生態」のはなし
第9章 評論家・立花隆さんと「科学の未来を覗く」はなし



