講談社+α文庫<br> 強きを助け、弱きをくじく男たち!

講談社+α文庫
強きを助け、弱きをくじく男たち!

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  • サイズ 文庫判/ページ数 227p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784062564434
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

「男たるもの強くなければならない」そう言われて育つ日本の男たちには、自分より弱い者への優しさがなさすぎる。ピルより前にバイアグラを認可するな。スポーツにまで民族差別をするな。横並びの学校についていけない少年を変人扱いするな。在日コリアンである。学歴はない。女である。三重苦の社会的マイノリティと自ら言う著者の、それゆえに束縛されるもののない自由な目から見た、この国のなんとも不思議な社会構造を鋭く論評する。

目次

第1章 「男はエライ」という「男の論理」(男だって泣いていい;外で偉くても家では ほか)
第2章 「在日」とはなにか知っていますか(テレビに出て知る見えない呪縛;小さくて大きな日韓すれ違い ほか)
第3章 カン違いだらけのテレビ族(一司会者をたたくより;「お調子屋」の総決算でもしたら ほか)
第4章 弱者にこそ冷たい構造(ネット通信で弱者を支援しよう;橋田作品のセリフが長い理由 ほか)
第5章 学校ではなにも教わらない(微分・積分よりも教えてほしいこと;「人と同じであること」にこだわると ほか)
第6章 国の内にも外にもマナー知らず(民間レベルで北朝鮮援助を;韓国とは大人の関係に ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マリ

1
外国人、しかも在日コリアン女性から、日本のことを知った。外国人の視点、マイノリティからの告発がたくさん世に出ることを願います。2009/03/12

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