内容説明
名人、天才、勝負師、名伯楽、知恵袋…。関根金次郎、坂田三吉、木村義雄から、大山康晴、中原誠、谷川浩司、羽生善治まで、綺羅星のごとく輝く現代の棋界８１傑を、原田泰夫九段と名勝負を見続けてきた将棋観戦記者たちが綴る、名勝負に秘められたドラマの数々。名棋士の素顔と、とっておきの話。将棋ファン待望の一冊。
目次
第１章 名人
第２章 天才
第３章 異能
第４章 勝負師
第５章 読み
第６章 攻守の妙
第７章 名伯楽・知恵袋
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミセスハート
16
大山氏は人格者だったんですね。自らお茶を振る舞ったり、将棋盤を並べたり。尊敬を集めたと言われる所以がわかる。ここにまだ出てきていない渡辺明氏を初めとする若手がタイトルを取り、谷川氏が会長に就任し、電王戦が物議を醸し、羽生さんはまだまだ天才。この現状を著者が見たら何と書くだろうか。耐え忍び、古式ゆかしく勇ましく。2015/08/07
