講談社+α文庫<br> 東京地検特捜部

講談社+α文庫
東京地検特捜部

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  • サイズ 文庫判/ページ数 297p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062562577
  • NDC分類 510.921
  • Cコード C0195

出版社内容情報

【内容紹介】
巨悪を眠らせるな!!
カネのなるところ必ず政治家あり。日本社会の諸悪の根源、「政・官・業」癒着の深層に、「正義」を追求する最強の捜査機関・東京地検特捜部が挑む!!
華々しい活躍の裏に秘められた、地検特捜部の栄光と苦闘の歴史に迫るドキュメント。
逃げる「政・官・業」、追う検察──スゴイやつらの熱い闘い!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nobody

8
ある瞬間からみんなバカになっていわないことがある。田勢康弘のいうように「日本では本当のことをいうと怒る人が多いから」だ。私の言説はプロレス会場で「八百長だ!」と叫ぶ如きものだ。検察は「国(政権)か、正義か」で逡巡するという。たまたま宗像紀夫や河井信太郎のようなまっとうな検事がいればこそ稀に検察は疑獄を摘発するが、通常は眠るのが仕事だ(現在の黒川、畝本を見よ)。「あまりやりすぎると社会主義の天下になるというジレンマ」を有するからだという。いやいや、国会には社会主義政党がいるではないか。政権取るの禁じてるの?2024/09/17

よしひと

3
検察官は行政官でもあり、捜査官でもある。政治の圧力に屈せず、『国滅ぶとも、正義は行われるべし』と正義を貫くことが出来るかが、検察官としての矜持なのだろう。戦後の政官財の癒着を摘発してきた検察官の困難な歴史がこの作品を通して理解できた。2016/06/15

さとっぺ

3
東京地検特捜部の活躍ぶりというよりは、戦後の疑獄事件や談合事件の内幕を振り返る内容といえるのでは。2008/12/17

とみやん📖

2
90年代前半の新聞連載をまとめたものゆえ、題材は古く、戦後の有名疑獄事件を追うような内容。建設会社、ゼネコンの贈賄や談合を取り上げているが、地検サイドの記述はさほど紙面が割かれておらず、タイトルに符合しない印象も。今は地検のでっち上げが問題になるような時代で、隔世の感がある。ロッキードの角栄摘発は様々な好条件が重なった結果というのが何とも歴史のあやのように感じられ、最も印象に残った。2015/05/03

より

1
★★★2018/04/19

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