内容説明
何かおかしい日本。いつまでも豊かな一流国になれないのは、自分の弱さを隠そうとして強がる男たちがリーダーだからだ。ニューヨークで日本人をカウンセリングして実感した日本人エリートたちの病理。帰国して厚生省に勤務して初めて知ったキャリアたちの信じられない話。「日本には日本のやり方がある」「個人より組織だ」「男は女より優秀だ」などの日本的価値観の病理をユーモラスに分析する好書。
目次
第1章 エリートは「長期休暇」が恐い!?
第2章 「残業」という日本的甘えの社会
第3章 「強がる」男たちの未成熟
第4章 家族が犠牲、仕事第一の価値観
第5章 「俺が俺が」の錯覚と倒錯