内容説明
恐るべき税金の無駄づかい、恐るべきこの非常識!!“官官接待”“カラ出張”“不正食糧費”…相次ぐお役人の不祥事の根底には何が潜んでいるのか?官庁営業一筋30余年、出入り業者が見聞した「お役人さま」の意識、本音、仕事ぶり、ワイロ、接待、ごまかしの数々を、会社の命運を賭けて書ききった真実の書。
目次
第1章 お役人さまの「常識」(チャイムつき時報装置事件;植え込みの陰から職員の退出時間をチェック ほか)
第2章 「自分のミス」は認めない(公共事業で儲かるのは三分の一;現場説明はセレモニーにすぎない ほか)
第3章 「責任逃れ」は天下一品(お役人はマスコミの目を恐れる;お役人が昼寝中に死亡事故が ほか)
第4章 「いじめ」が大好き(忙しい、金がない―お役人の愚痴の双璧;お盆休みを狙って指名する!? ほか)
第5章 「強き」を助け、「弱き」をくじく(いざとなったらお役所が最優先;忙しいお役人の隣でボーッとしているお役人 ほか)
第6章 「守秘義務」はなんのため!?(「おい、こら」の伝統が;入札書はなぜ封筒に入れるのか ほか)
第7章 「いいお役人」もいるが…(欠かせなかった検査後の接待;私が接待をやめた理由 ほか)