内容説明
ハイテク旅客機の絶対の安全管理と危機管理の神髄は、いったいどこにあるのか。世界で一番安全といわれるスイス航空の現役機長が、コクピット(操縦席)の中の完璧な手順、高まる緊張、瞬時の決断を明かす。最先端のテクノロジーを使いこなし、ほんのわずかな危険のきざしも逃がすまいとする緊張感あふれる全仕事を明かす。
目次
第1章 一日のはじまり
第2章 数秒間が数時間になるとき
第3章 上空の輝きのなかで
第4章 息つくひまもなく
第5章 限られた自由のなかで
第6章 着陸地点に向かって
補章 舞台裏を一望すると
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kemonoda
1
「ハドソン川の奇跡」の感動と衝撃の流れから、かつて恩師である大先輩から紹介された本書を改めて手にとる。初読時よりもその大先輩の/この本の言わんとする重要性が腑に落ちました。「旅客機の絶対の安全管理と危機管理の真髄」を紹介するこの本から学ぶべきことは大きいです。自分たちの現場の安全管理と危機管理の脆弱さを不甲斐なく思い、もちろん実際に何百人もの命を預かる航空業界と演劇界を単純に比較できはしないけど、もっともっと自分たちには考え、学び、準備すべきことがあるのではないだろうかと考えながら読みました。 2016/12/04
のげぞう
0
ラインパイロットが旅客機の出発準備から到着までを経験を踏まえ解説したもの。緊急時の対応や過去の事故にも触れている2017/01/26
-
- 和書
- 観光経済学の原理と応用