出版社内容情報
『あらしのよるに』シリーズ、第3部。 オオカミとほんとうに友だちになったヤギ。仲間の目を盗んでオオカミに会いにいきますが、心配してやってきたもう一匹のヤギが、オオカミを仲間とカンちがいして 幼児から
内容説明
ともだちのともだちは、おともだち?「みんななかよく。」と、いわれたって…。ともだちになった、ヤギとオオカミ。こっそりまちあわせたのに、じゃまものが…。オオカミからみたら、ともだちのヤギのともだちは、だいすきなごちそう。ヤギからみたら、りょうほうともおともだち。その3びきが、いっしょになっちゃったら…。さあ!どうなる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
157
ゴロゴロゴロ〜、グゥグゥグゥ〜、オノマトペが楽しい絵本。シリーズ第3話にして、ようやくお互いの名前を伝えあえた、ヤギのメイとオオカミのガブ。自己紹介が遅れたのは、これまでカミナリの恐怖だったり友だちのままでいたい自制心だったりで、それどころじゃなかったからね。3度目の再会の時は、今までにないほど自然体で心地よかったね、お邪魔が入るまでは。距離が遠くなるほど友情は深まるばかり。ふたりだけの秘密があるとドキドキが増して、もしかしたら、愛に変わるかもしれない予感。夕暮れに走り去る後ろ姿を見つめる姿に、哀愁漂う。2025/01/26
かおりんご
45
読み聞かせ(195) やっと二人の名前がわかります。タプに見つかりやしないかと、子供たちは、ひやひやしながら聞いていました。長いけれど、十分楽しんでくれています。2014/11/12
かおりんご
32
絵本。学級文庫にあったので、手にする。読んだことある気がした。ひみつの友達という響きが、ドキドキしちゃう。あらしの夜にシリーズ。全部通して読んだ方が、良さそう。2014/05/21
ゆき
31
オオカミとヤギは秘密の友達。色んな困難を乗り越えて2人の絆は更に深まったよう『あらしのよるに』シリーズ最初から読んでみよう。2017/01/04
ちさと
30
くものきれまからようやく太陽が顔を出した午後、やぎはおおかみとの約束の場所へと急ぎます。そこへ心配性のやぎ友が現れて、おおかみには気をつけろと何度も何度も忠告します。しまいには隠れたおおかみの隣で、彼の悪口を言いながら昼寝する始末。いますいます、こういう空気読めない声の大きな人。天真爛漫すぎるおおかみに唖然としつつも、最後はスカッとした「あらしのよるに」3作目。2019/01/26