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出版社内容情報
「心中天の網島」「女殺油地獄」、傑作5編封建社会のなかで、男と女が愛をつらぬこうとするときその究極のかたちが心中である。三味線にのせて語られた、悲痛にして凄艶な近松門左衛門の名作5編を収録。 小学上級から
内容説明
『出世景清』『冥途の飛脚』『心中天の網島』など、歌舞伎や人形浄瑠璃(文楽)の舞台にのせられ、今も日本人の心をゆさぶりつづけている近松の最高傑作5編を収録する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おとしん
1
富岡さんの現代語がすごく読みやすくてスッキリと理解できた。注も豊富で大人も子供も充分楽しめる本でした。2011/02/01
english tea
0
以前から浄瑠璃は興味があったのですがNHKのちかえもんというドラマを見てもう少し知りたいと思って読みました。どれも有名な話で筋書きは少しは分かっていたのですがはっきりわかってすっとしました。文楽見たいですね。2016/03/18
Sosseki
0
初めて近松門左衛門の作品を読んだ。後ろに原文が出ているのが、本来聴く者であるだけにリズムが良くて驚く。頼朝を敵と狙う景清の話。残りは、借金、女郎、逃避行、心中や自害や殺人等。今ではあり得ない恋愛や、人情だが、それでも分かるところがあるのは、日本人に残る心情があるのだろううか。2025/06/11