出版社内容情報
日本文学の若き才能を世界へ発信すべく創設された大江健三郎賞の選評・対談他を収録。文学を愛する全ての人へ贈る熱いメッセージ!「情報テクノロジーの支配する社会で、もっとも痩せているのが「文学の言葉」です。私は永く「文学の言葉」で生きてきました。いまも注意深く見れば創られている、力にみちた「文学の言葉」を、知的な共通の場所へ推し立てたいのです」大江健三郎――2007年から8年間にわたり大江健三郎一人によって選考された「大江健三郎賞」の全選考過程と受賞理由、および受賞者との対談を収録した、完全保存版!
大江 健三郎[オオエ ケンザブロウ]
著・文・その他
長嶋 有[ナガシマ ユウ]
著・文・その他
岡田 利規[オカダ トシキ]
著・文・その他
安藤 礼二[アンドウ レイジ]
著・文・その他
中村 文則[ナカムラ フミノリ]
著・文・その他
星野 智幸[ホシノ トモユキ]
著・文・その他
綿矢 りさ[ワタヤ リサ]
著・文・その他
本谷 有希子[モトヤ ユキコ]
著・文・その他
岩城 けい[イワキ ケイ]
著・文・その他
内容説明
受賞作への選評と、文学と人生への示唆に満ちた8つの対話。
目次
「文学の言葉」を恢復させる(大江健三郎)
第1回受賞作(2007年)『夕子ちゃんの近道』長嶋有
第2回受賞作(2008年)『わたしたちに許された特別な時間の終わり』岡田利規
第3回受賞作(2009年)『光の曼陀羅 日本文学論』安藤礼二
第4回受賞作(2010年)『掏摸』中村文則
第5回受賞作(2011年)『俺俺』星野智幸
第6回受賞作(2012年)『かわいそうだね?』綿矢りさ
第7回受賞作(2013年)『嵐のピクニック』本谷有希子
第8回受賞作(2014年)『さようなら、オレンジ』岩城けい
感想・レビュー
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