あたい、美人病になりました!―バセドウ病4年生のぼやきまくり日記

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あたい、美人病になりました!―バセドウ病4年生のぼやきまくり日記

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  • サイズ A5判/ページ数 144p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784062210379
  • NDC分類 493.49
  • Cコード C0095

出版社内容情報

お肌ツヤツヤどんどん痩せて、瞳キラキラの美人に変える魔法とは、嗚呼バセドウ病! ギャグ漫画家を襲った予測不能の病気とは!?お肌ツヤツヤどんどん痩せて、瞳キラキラの美人に変える魔法とは、嗚呼バセドウ病! ところが、症状はさらにギャグ漫画家を驚愕の変身へ!
自己コントロール不能の病とのつきあいを赤裸々告白。眼球突出やうつ症状になったら前向き至上主義は残酷なだけでした。
バセドウ病は、男性では50?100人に1人、女性では30?60人に1人というまさしく国民病のひとつ。
別名「美人病」と呼ばれるのは、新陳代謝がよくなるので痩せるしお肌ツヤツヤ、まぶたが後退して目が大きくなるからです。が、侮るなかれ、甲状腺ホルモンのせいで体が機能全開! 心臓がバクバクして眠れず、1日9食食べてもお腹が減り、体の震えで漫画家失格。さらには追い打ちで、目が飛びだしてきて恐怖の治療を受けることに。
さらに病気は予測不能。バセドウ病から正反対の症状の橋本病(日本人の5?10人に1人)になる人も少なくありません。そして、著者は初めて「うつ」の地獄を知りました。夏でも寒くてカイロをあて、お肌はボロボロ。どうしたら自分をダークサイドに落とさずに、いい感じにコントロールできるか……。そんな真っくらーなトンネルのなかで、見えてきた解決策を自分だけでしまっておいてはもったいない。
そんなこんな、どうしようもない闘いの連続をコミック・エッセイでご披露します!

プロローグ 9キロ以上痩せた秘密教えます
はじめに
#1 からだに起きたまるで超常現象!
#2 病院に行く前にやったこと
#3 医者の悲しい性が、患者を怒らせる
#4 あなたはバセドウ病を知っていますか?
#5 先生、その言葉気になります
コラム 治らない病気の人になりました
#6 薬でコデブ人生に逆戻り
#7 一筋縄ではいかない病気
#8 バセドウ病は別名「美人病」
コラム 容姿が変わるということ
#9 眼球突出ただ今進行中
#10 ダークサイドに堕ちたモコ
#11 専門眼科はまぶたパンパンの世界
#12 患者にしかわからない「やな感じ」の言葉
#13 目の注射、恐怖で痛みを感じない!?
コラム 言葉の力
#14 理性で乗り越えられない不安の山々
#15 ついに、ステロイド局所注射の日
#16 黒目がちどころか全部黒目になる
#17 下を向いて歩く人になりました
#18 ヘーキで「一生そのまま」と言うな
#19 不調の連鎖を断ち切るには
#20 1年後、バセドウ病と真逆の病気に!!
コラム ホルモンと女体
#21 あっけなく、人って壊れる
コラム 疑似うつでうつの気持ちを理解した
#22 カラフル
#23 減薬は期待どおりにいったためしがない
#24 自分の病気は医師でなく自分のモノ
#25 白黒つかない問題で答えを出す秘訣
#26 病気道に花吹雪
#27 現実逃避も現実
エピローグ 人生これすべてネタ


いさやま もとこ[イサヤマ モトコ]
著・文・その他

内容説明

心が折れまくったら、自分、変わった。衝撃と感動の実体験コミック!

目次

からだに起きたまるで超常現象!
病院に行く前にやったこと
医者の悲しい性が、患者を怒らせる
あなたはバセドウ病を知っていますか?
先生、その言葉気になります
薬でコデブ人生に逆戻り
一筋縄ではいかない病気
バセドウ病は別名「美人病」
眼球突出ただ今進行中
ダークサイドに堕ちたモコ〔ほか〕

著者等紹介

いさやまもとこ[イサヤマモトコ]
1964年東京都板橋区生まれ。83年に漫画家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あこ

22
バセドウ病の闘病コミックエッセイ。ちょっと早めの更年期かなーなんて思っていたらバセドウ病とつい先日診断された私。先生に「更年期にはまだ早いです。なんでも更年期で片付けてはだめですよ。」と言われた。自分のことになるとわからないもんだな。この2年程続いた動悸が内服して1週間も経たないけれど落ち着いた。お薬さまさま。それに身体のむくみや凝りが和らいだ。ホルモンちゃん恐るべし。寛解までは長〜い道のりだろうけど、どうにもならないものにあがいてもしょうがない。ゆっくり付き合っていこう♡2019/08/27

hase

12
 バセドウ病に罹患して2年目のため拝読。知っていることも多かったが、首の腫れや突眼について、治療も含め詳しく描かれていたのでよかった。美人病と呼ばれているみたいだが、食べても太らない期間があるため少しでも体重が増えるとショックが大きかったり、見た目の変化に悲しんだり。未成年で発症すると体調と併せてそこら辺が辛いなと思う。2022/09/09

なるときんとき

11
バセドウ病闘病コミックエッセイ。眼球突出が有名だけど、バセドウ病になっても必ずしも眼の症状が出るわけではないのだな。しかしなった場合の治療がめちゃくちゃこわい。眼の奥の筋肉に結膜切って注射するとか。ホルモンの微量な増減で性格や人相まで変わることがあるって、人間の体ってすごいなと思った。2020/06/23

ぽけっとももんが

9
聞いたことはあるバセドウ病。痩せて目が大きくなり美人になる、と聞いたことはあるけれどもそれは病のせいだし、治療すると元に戻るのだ、もちろん。キャッチーなタイトルはともかく、バセドウ病がどんなものか、闘病生活がどんなものか、治療についてなどわかりやすい。何故だか服を着てないし、なんとも味があるとも言い難い絵だけれども、同世代としてとても参考になりました。2019/01/12

りょう

5
彼女は、甲状腺ホルモンの、亢進と、減少の両方をやって、その天地を短期間に体験されています。あたしは、亢進のほうだけなので、だるくて、すべてなにもできなくなる方はなかったけど、ほーんのちょっとのホルモン様が、人生を変えてしまうほどの影響があることはよーくわかります。不思議だー!そして、そのなかで苦しんで見つける小さな変化とか、人間の本質とか。すごいなあ。偉いなあ。つくづく人間はすごいなと思います。2018/11/11

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