出版社内容情報
仏像切手を題材に、仏像のひみつをわかりやすく解説。切手の専門家による薀蓄コラムつき。仏像、切手、両方のファンが楽しめる1冊。切手という極小の画面からのぞく「仏像のひみつ」
郵便切手のモチーフとなった仏像は、
日本人から長く愛されてきた名品ばかり。
本書では、その仏像切手を題材にして
仏像の歴史や特徴をやさしく解説する、
ひと味違った仏像入門書です。
切手の薀蓄コラムは、
「切手の博物館」学芸員・田辺龍太さんが担当。
懐かしの切手や珍しい切手を原寸と拡大図版で紹介しているので、
切手ファンの方にもおすすめです。
山本 勉[ヤマモト ツトム]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yomineko@ヴィタリにゃん
65
読み友様からのご紹介本です📙凄い!この詳しさ!そして仏像切手の素晴らしさ&高さ!500円切手とかになっているんですね😊切手を買うにしてもまず仏像の絵柄は選ばないので平成発行のものでも知っているのは皆無でした。鎌倉の大仏さんが一番好きかな😊有難過ぎてむやみに貼れない!切手と仏像の両方を知る事が出来る貴重な本だと思います📙2023/12/05
Kikuyo
20
仏像切手の紹介本、興味深かったです。弥勒菩薩の50円切手は何となく記憶に残ってる。天灯鬼の400円切手、迦陵頻の120円切手が可愛い。これで手紙を出してみたい。2021/06/27
チェアー
16
予想以上の良書。如来、菩薩、明王、天の区別ごとに切手を紹介してあって、仏像の特徴の違いを理解しながら切手を観賞できる。切手コラムも面白くて、大蔵省印刷局の工芸官というデザイナーの存在や、グラビア印刷と凹版印刷の違い、凹版印刷での細かい線描など、デザインの見せ所の解説も充実している。記念切手を見るのが楽しくなる。2019/04/07
sayzk
11
当たり前のように郵便で手紙出してた頃、こんな切手使ってたんですねぇ。なんとなく見たことある切手も。もう少し早く仏像好きになってたら本物の仏像切手に感動できたのに。残念です。仏像切手で郵便出したい・・・2018/08/28
hitotak
7
日本で発行された数多くの仏像切手が原寸大及び拡大の図版で掲載されている。各仏像の説明や種類についてわかりやすい説明文もついていて、切手と言う体裁が仏像初心者にもとっつきやすく、有名な仏像ばかりなので見ていて楽しい。仏像だけでなく切手印刷方法や発行に関わるエピソードなども掲載され、切手の世界の奥深さも垣間見える。2018/05/04