叢書東アジアの近現代史<br> ナショナリズムから見た韓国・北朝鮮近現代史

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叢書東アジアの近現代史
ナショナリズムから見た韓国・北朝鮮近現代史

  • 木宮 正史【著】
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  • サイズ B6判/ページ数 312p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062209670
  • NDC分類 221.06
  • Cコード C0022

出版社内容情報

日本の植民地支配から、1948年の韓国・北朝鮮という南北分断国家の成立、そして現在まで。朝鮮半島のナショナリズムとは何か。シリーズ第4巻は、「朝鮮半島のナショナリズム」をテーマに、東アジアの近現代史を考える一冊です。
日本の植民地支配から説き起こし、南北分断、そして現在に至るまでを、「ナショナリズム」をキーワードにして、読み解いていきます。
冷戦体制のもとで起きた南北分断。1940年代から60年代までは、北朝鮮優位のなかで、「統一」を視野に入れつつ推移します。
1970年代、80年代には、韓国が優位に立って、ナショナリズムにも変容がおきます。
そして90年代以降、中国が大国化する中で、朝鮮のナショナリズムは、どのような形で現在を迎えたのか。
朝鮮ナショナリズムと日本の関係は?
「南北統一」のゆくえとは?

第一章 ナショナリズムと朝鮮半島
第二章 日本の植民地支配と朝鮮ナショナリズム(1875年?1945年)
第三章 冷戦体制下の分断・競争ナショナリズム:北朝鮮の優位(1940年代?60年代)
第四章 冷戦変容下の分断・競争ナショナリズム:韓国優位へ(1970年代・80年代)
第五章 ポスト冷戦下南北ナショナリズムの非対称性(1990年代以後)
第六章 中国の大国化と南北ナショナリズムの現在:南北の「用米」「用中」ナショナリズム
第七章 朝鮮ナショナリズムと日本


木宮 正史[キミヤ タダシ]
著・文・その他

内容説明

朝鮮半島のナショナリズムとは何か!?日本の植民地支配から南北分断、北朝鮮優位から韓国優位へ!そして「対日」の歴史的展開とは?

目次

第1章 ナショナリズムと朝鮮半島
第2章 日本の植民地支配と朝鮮ナショナリズム(一八七五年~一九四五年)
第3章 冷戦体制下の分断・競争ナショナリズム:北朝鮮優位(一九四〇年代~六〇年代)
第4章 冷戦変容下の分断・競争ナショナリズム:韓国優位へ(一九七〇年代・八〇年代)
第5章 ポスト冷戦下南北ナショナリズムの非対称性(一九九〇年代以後)
第6章 中国の大国化と南北ナショナリズムの現在:南北の「用米」「用中」ナショナリズム
第7章 朝鮮ナショナリズムと日本
第8章 朝鮮半島の統一とナショナリズム

著者等紹介

木宮正史[キミヤタダシ]
1960年生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程単位取得退学。高麗大学大学院政治外交学科博士課程修了。専攻は、政治学、国際関係論、朝鮮半島地域研究。東京大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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BLACK無糖好き

18
朝鮮半島の近現代史をナショナリズムをキーワードに細かく解説した労作。大国の思惑と国際情勢の変化への対応など、いかに複雑な状況を産み出してきたかが分かる。◆著者は韓国主導の統一を中国は支持しないと言うが、統一後の半島でのアメリカのプレゼンス次第ではなかろうか。中国の狙いは朝鮮半島をかつての中国の属国のような位置付けに戻す事だろう。著者が言うように統一に向かう事態は有事を経て突然来るかもしれない。統一後の半島へのコミットも視野に入れた、関係各国の水面下での協議が活発になる気がする。日本の対応は?2018/04/17

まえぞう

5
主に南北分断後の朝鮮半島を、ナショナリズムというキーワードで整理したもので、半分以上自分の人生と重なります。当時はそうとは思いませんでしたが、ここで解説されると、なるほどそうだったのかと感じる点がいくつかありました。日本のこれからにも関係する話しなので、心に留めておきたいです。2018/02/12

ミネチュ

3
朝鮮半島の二つの国、韓国と北朝鮮についてよくわかります。統一国家を目指しているのかいないのか?ナショナリズムという観点から見ると、両国はどういう戦略で統一を目指しているのか(いないのか)? 韓国や北朝鮮では、植民地時代に日本を利用して力をつけてから独立という戦略を取った人たち(日本を利用するということで用日ナショナリズム)は親日派として批判されていますが、それも一つのナショナリズム。 日本に対する韓国のいわゆる「ゴールポストを動かす」行動の謎についても理解できる(かも)。 よい本でした。2019/05/05

hosikita

2
近現代朝鮮史を「ナショナリズム」を中心に据えて叙述した本書には、著者の命名による「○○ナショナリズム」があふれるほど登場する。近代化・用日・亡命・抗日・統一・産業化・主体・維新・民主化……これらは「○○」のほんの一部に過ぎない。何もかもがナショナリズムと結びつけられて論じられる。朝鮮ナショナリズムの複雑さを叙述してみようという著者の意図は成功したように見える。それはそうと、韓国政治が専門なだけあり、韓国に関しては大変説得力のある叙述となっていると思えたのだが、近代史や北朝鮮については疑問を感じなくもない。2019/10/15

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