出版社内容情報
台湾で生まれ育ち、日本へ。初めて日本語で書いた小説で群像新人文学賞優秀作を受賞した若き台湾人作家の鮮烈なデビュー作。私は私。海を渡っても、異なる言語を操っても、何も変わらない。自分自身であること、それが生の苦難の根源なのだ――。心惹かれていた同級生との死別により、幼くして死への想いに取り憑かれ、一方で、性的マイノリティとして、内なる疎外感に苛まれていた迎梅。女子高での密やかな恋、そして運命を暗転させる「災難」の果てに、日本に半ば逃亡のような気持ちで渡った彼女の葛藤と孤独を描く、若き台湾人作家の鮮烈なデビュー作。
李 琴峰[リ コトミ]
著・文・その他
内容説明
心惹かれていた同級生との死別により、幼くして死への想いに取り憑かれ、一方で、性的マイノリティとして、内なる疎外感に苛まれていた迎梅。女子高での密やかな恋、そして運命を暗転させる「災難」の果てに、日本に半ば逃亡のような気持ちで渡った彼女の葛藤と孤独を描く、若き台湾人作家の鮮烈なデビュー作。第60回群像新人文学賞優秀作。
著者等紹介
李琴峰[リコトミ]
台湾人。1989年台湾生まれ。15歳より日本語を学ぶ。また、その頃から中国語で小説創作を試みる。2013年来日。2017年、初めて日本語で書いた小説である『独り舞』にて第60回群像新人文学賞優秀作を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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