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出版社内容情報
冨田 章[トミタ アキラ]
著・文・その他
内容説明
小さな印象派事典。画家の生涯と作品150点をやさしく解説。
目次
先駆者たち(印象派誕生の下地を準備した画家たち;コロー ほか)
印象派(保守体制を崩壊させた「印象派展」の仲間たち;モネ ほか)
ポスト印象派(印象派を超えて、20世紀へ;スーラ ほか)
世界の印象派(各国に伝播した印象派の波;サージェント ほか)
著者等紹介
冨田章[トミタアキラ]
美術史家。東京ステーションギャラリー館長。1958年、新潟県生まれ。慶應義塾大学卒業、成城大学大学院修了。財団法人そごう美術館、サントリーミュージアム“天保山”を経て、現職。専門はフランス、ベルギー、日本の近代美術史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あっか
58
原田マハ氏「たゆたえども沈まず」を読んだ人にはぜひおススメしたい!新刊。サロンが画家にとって唯一の登竜門だった時代から印象派が評価されるまで、画家ひとりひとりの簡単な紹介を挟みつつ代表作がフルカラーで紹介されています。日本の浮世絵との関わりも描かれていて、たゆたえども〜の世界がより深く堪能できるはず^^やっぱりゴッホのページは必読!2018/07/12
まあか
50
気になった絵⭐︎ドガ《手袋をした歌手》、カイユボット《床削り》、ゴッホ《夜のカフェ》。 セザンヌの描いた絵を、解説にあった「多視点の導入」というのを意識して見ると、見え方が一気に変わった!おもしろい。ゴッホがやっぱり一番好きだけど、ドガもいいなぁ〜♡美術館にまた行きたい(〃ω〃)2022/09/11
K
30
印象派の画家が代表作と一緒に紹介されていて相関図や印象派の成り立ちもありとてもわかりやすい。手元に置いておきたい一冊です。2018/03/23
えりまき
16
2020(213)マネの「フォリー・ベルジェールのバー」が好きです。2019年コートールド美術館展魅惑の印象派で出会えました!展覧会では本物との出会いの感動でテンションが上がってしまうけど、本でゆっくり鑑賞もなかなかよいものです。2020/08/31
キリル
14
小さな印象派事典。小さいながらも印象派の前後の美術史の流れや画家の生涯、150点にわたる絵画それぞれに分かりやすい解説があって勉強になりましたし、小さいがゆえにそんなに気負わずにどこでも好きな時に素晴らしい絵画に触れられるように思えていいと思います。コラムとして印象派の絵画制作に影響を与えたものの解説もあり、当時の社会状況なども簡単にですが知ることができました。印象派の展示を見に行く前に代表的な絵画と作家の特徴を押さえる、見た後に知識を整理する際などに便利かなと思いました。2020/06/13