僕が神さまと過ごした日々

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  • サイズ B6判/ページ数 128p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062208338
  • NDC分類 943
  • Cコード C0097

出版社内容情報

ぼくの命を助けてくれた老人はどうやら神様だった!? 「ちいさなちいさな王様」のハッケ&ゾーヴァ待望の最新作!

内容説明

神さまだって、できないことがある!僕の前に現れた老紳士。不思議な出会いがもたらした、かけがえのない時―。

著者等紹介

ハッケ,アクセル[ハッケ,アクセル] [Hacke,Axel]
1956年、ブラウンシュヴァイクに生まれる。南ドイツ新聞の記者を経て、2000年よりフリーの作家として独立。南ドイツ新聞の週刊マガジンのコラムニストも務める

ゾーヴァ,ミヒャエル[ゾーヴァ,ミヒャエル] [Sowa,Michael]
1945年、ベルリンに生まれる。現代を的確に風刺した画家に与えられるオラーフ・グールブランソン賞を受賞

那須田淳[ナスダジュン]
1959年、浜松市に生まれる。『ペーターという名のオオカミ』で産経児童出版文化賞、坪田譲治文学賞を受賞

木本栄[キモトサカエ]
ロンドンに生まれる。ボン大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ケイ

126
時々クスッと笑ってしまいながら、特に事務ゾウが出てくるたびにニコッと微笑んでしまったのだが、終盤は収束に向かわず荒唐無稽ではないかと思え、そのあたりからは惰性で読んだ。変な写真を撮ったり自撮り棒を持っているのがいつも日本人になぜしたのかと読んでいて悲しくなった。2019/06/05

KAZOO

119
久しぶりにハッケとゾーヴァの本を読みました。事務ゾウとかいう動物や創造主が最初から出てきてかなりデフォルメされた世界の物語のようなイメージでした。話だけ読んでいるよりもこの絵と共に読むと何か違和感が飛んでしまって現実の世界がこれなのだという気がします。表紙の絵も面白いですよね。2019/12/13

ケロリーヌ@ベルばら同盟

51
原稿を書く仕事をしている僕が出会った、どこか憂鬱そうな顔をした不思議な老紳士。それは、僕が抱いていたある人のイメージにぴったりだった。全身全霊を捧げてやり遂げた仕事が、取り返しのつかない失敗だったと嘆く創造主の姿に。何十億の人々が勝手に縋ったり、恨んだり。そりゃ神様だって世界の中心で「どおおおでもええええ…」って叫びたくもなるでしょう。失敗作だなんて、悲しい。家族で囲む食卓。お話をせがむ子どもたち。お利口な事務ゾウ。「素晴らしい光景じゃないか!」って神様が言って下さる世界はまだ取り戻せるだろうか。2021/03/27

星落秋風五丈原

47
何だか人間に文句言ったりしてかわいい神様だ。そして事務ゾウが輪をかけてかわいいぞ。2022/02/13

とよぽん

47
「僕」と「神さま」の、何やら禅問答のような会話が面白かった。全知全能で世界の創造主のはずだが、神さまはとても人間臭く、後悔したり人間のすることに感動したり・・・。「今日は明日の思い出になる」って、あぁ、確かに。アクセル・ハッケは人類が現在到達した世界を斜めに見たり逆さに見たり、そして神に対して重大なことを問うているのではないか。事務ゾウが可愛い。2020/01/10

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