いわさきちひろ―子どもへの愛に生きて

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  • サイズ B6判/ページ数 352p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062208062
  • NDC分類 726.5
  • Cコード C0095

出版社内容情報

生誕100年を迎える絵本作家・いわさきちひろはいかに生まれたか? 息子の目を通してちひろの生涯と実像を描く決定版評伝。○父・正勝と母・文江の人物像
○少女?青春時代
 岡田三郎助・小田周洋らとの出会い。
○戦争と不幸な最初の結婚
○宮沢賢治への傾倒
○絵本作家への道
 丸木位里・俊夫妻との交流
 善明との出会い

プロローグ
第1章 父と母、そして、ちひろの誕生
第2章 ちひろの子ども時代と子どもの本の黎明期
第3章 ちひろの感性を育んだ女学校時代
第4章 結婚と別れ
第5章 満州勃利と空襲の体験
第6章 疎開、終戦、宮沢賢治との出会い
第7章 共産党入党と上京の決意
第8章 新聞記者をしながら絵を学ぶ
第9章 子どもの本の画家へ
第10章 松本善明との出会い
第11章 猛誕生
第12章 画家への道
第13章 ちひろの世界の確立
第14章 戦火のなかの子どもたち
エピローグ
いわさきちひろ年譜
主要参考資料


松本 猛[マツモト タケシ]
著・文・その他

内容説明

数々の逆境を乗り越え、子どもへの愛を描き続けた絵本作家・いわさきちひろ。その激動の生涯を追った決定版評伝!

目次

父と母、そして、ちひろの誕生
ちひろの子ども時代と子どもの本の黎明期
ちひろの感性を育んだ女学校時代
結婚と別れ
満州勃利と空襲の体験
疎開、終戦、宮沢賢治との出会い
共産党入党と上京の決意
新聞記者をしながら絵を学ぶ
子どもの本の画家へ
松本善明との出会い
猛誕生
画家への道
ちひろの世界の確立
戦火のなかの子どもたち

著者等紹介

松本猛[マツモトタケシ]
1951年、いわさきちひろ・松本善明の子として東京で生まれる。美術・絵本評論家、作家、横浜美術大学客員教授。77年、「いわさきちひろ絵本美術館」(現・ちひろ美術館・東京)、97年に「安曇野ちひろ美術館」を設立。同館館長、長野県信濃美術館・東山魁夷館館長を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

プクプク

8
いわさきちひろの展覧会に行き、図書館で借りて読みました。彼女の人生を本を通して知ることができました。かわいらしい優しい柔らかい表情の素敵な絵の中に見えかくれするさみしさや強さを感じました。2018/12/15

ひさか

8
2017年10月講談社刊。いわさきさんの息子さんによる評伝。いわさきさんがこだわった絵の表現のお話を期待したのですが、人となりのお話が主でありました。2018/10/31

彼岸花

8
生誕100年を迎える記念本です。息子さんの視点から、画家、そして母、ちひろの一生を書いています。今年はたくさんのイベントを予定しているので楽しみでもあります。ちひろの心にそっと近づけるかな?いつでも童心に戻れる絵です。表紙も素敵ですね。2018/01/16

ほっそ

6
最初の結婚生活のこと、ここまで書いて大丈夫?と思う位、赤裸々でした。共産党に対する見方も、全然今とは違って、驚きの連続でした。 絵心ないのですが、水彩画の技法についての説明もありました。 2018/07/11

retro

4
いわさきちひろ生誕100年に、ちひろの息子さんが書いた評伝。赤ちゃんの絵本のやわらかなイメージしかなかったが、いろいろ苦労のあった55年の生涯だったようだ。戦前戦中の満州での経験、共産党に入党した経緯、家出同然に上京し自活したことなど、思いもかけない事ばかりだった。評伝としてのファミリー・ヒストリーが詳しく書かれ、後半は息子から見たちひろの一面が描かれていて面白かった。著者は私と同じ年の生まれで、母のルーツである信州と東京での生活圏が重なっている所があり、当時のことが思い出されそういう面でも興味深かった。2023/04/26

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