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出版社内容情報
すべておじいさん・おばあさんが主人公という、今までにない短編童話集。あたたかいユーモアの中で、大人も子どももほっこりできます江國香織さん推薦!
「世のなかは、こんなふうにできている(のかもしれない)。
ひっそりした一編ずつに、なつかしい時間と場所がひそんでいる。」
何をするために台所まで来たのかを忘れてしまったばあさまが、家の中に現れた青い着物の女の子から、忘れたものが入っている玉を取り戻そうとする表題作「うっかりの玉」をはじめ、おじいさん・おばあさんを主人公にした短編ばかりを集めたこれまでにない童話集です。
著者の大久保雨咲(うさぎ)氏は、身近な題材を鋭く、そしてあたたかく切り取る注目の童話作家。前作『ドアのノブさん』はテレビでも紹介され話題になりました。
『うっかりの玉』は、高齢化社会の今こそ、子どもに、そして大人にも読んでほしい、新しい童話の形です。
収録作
うっかりの玉
ばなぁーんなの話
チコラータ
五月の庭で
猫の背
白いクマと蛍光灯
(全6話)
うっかりの玉
ばなぁーんなの話
チコラータ
五月の庭で
猫の背
白いクマと蛍光灯
大久保 雨咲[オオクボ ウサギ]
著・文・その他
陣崎 草子[ジンサキ ソウコ]
著・文・その他
内容説明
歳を重ねたからこそ見える世界を描いたあざやかな童話集。
著者等紹介
大久保雨咲[オオクボウサギ]
1975年、三重県生まれ。三重県四日市市の子どもの本専門店「メリーゴーランド」主宰の「童話塾」で創作を学ぶ。第21回「ニッサン童話と絵本のグランプリ」優秀賞受賞。第9回「飛ぶ教室」作品募集童話部門(光村図書出版主催)で優秀作。2011年に『ずっとまっていると』(そうえん社)でデビュー
陣崎草子[ジンサキソウコ]
1977年、大阪府生まれ。大阪教育大学芸術専攻美術コース卒業。絵本作家、児童文学作家、歌人として活躍している。『草の上で愛を』(講談社)で第50回講談社児童文学新人賞佳作を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ままこ
はる
ぶんこ
anne@灯れ松明の火
ヒラP@ehon.gohon