紅城奇譚

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紅城奇譚

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  • サイズ B6判/ページ数 256p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062206525
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

消えた正室の首。忽然と現れた毒盃。悪魔の矢。そして、天守の密室――本格ミステリ大賞受賞作家が放つ、幻惑の戦国ミステリ!奇想、天を焦がし、城を堕とす。

ときは戦国。九州に、謎と血にまみれた城があった――。

織田信長が天下統一をもくろみ、各地の戦国大名を次々と征伐していた16世紀中頃。九州は大友、龍造寺、島津の三氏鼎立状態となっていた。そんななか、三氏も手を出せない国ーー勇猛果敢で「鬼」と恐れられた鷹生氏一族の支配地域があった。その居城、血のように燃える色をした紅城で、次々と起こる摩訶不思議な事件。消えた正室の首、忽然と現れた毒盃、殺戮を繰り返す悪魔の矢、そして天守の密室……。眉目秀麗な、鷹生氏の腹心・弓削月之丞が真相解明に挑む!



 破の壱 妻妾の策略
 破の弐 暴君の毒死
 破の参 一族の非業
 破の肆 天守の密室



鳥飼 否宇[トリカイ ヒウ]
著・文・その他

内容説明

織田信長が天下統一をもくろみ、各地の戦国大名を次々と征伐していた16世紀中頃。九州は大友、龍造寺、島津の三氏鼎立状態となっていた。そんななか、三氏も手を出せない国―勇猛果敢で「鬼」と恐れられた鷹生氏一族の支配地域があった。その居城、血のように燃える色をした紅城で、次々と起こる摩訶不思議な事件。消えた正室の首、忽然と現れた毒盃、殺戮を繰り返す悪魔の矢、そして天守の密室…。眉目秀麗な鷹生氏の腹心・弓削月之丞が真相解明に挑む!

著者等紹介

鳥飼否宇[トリカイヒウ]
九州大学理学部卒業。編集者を経て第21回横溝正史ミステリ大賞優秀作を受賞し『中空』でデビュー。NPO法人奄美野鳥の会の現会長。また、碇卯人名義で、相棒シリーズのノベライズも執筆している。2016年『死と砂時計』で第16回本格ミステリ大賞(小説部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Bugsy Malone

76
時は戦国、九州紅城、冷血な暴君鷹生龍正一族に次々と起きる恨みと血にまみれた4つの事件。それぞれを独立したミステリーとして完結させながら、最後に全体を通した謎を解き明かす鳥飼さんらしい趣向を凝らした構成。ある程度の謎は想像出来るものの、この時代ならではの奇想なトリックも面白く、また城主の悪辣ぶりや城主に対する他の者の恨みの深さには読んでいて凄まじいものを感じました。鳥飼作品としては一風変わった血塗られた時代ミステリー、これもまた良しです。2019/11/20

モルク

61
戦国時代の九州を舞台にした作品。狂気に満ちた残忍な紅城の城主のまわりで次々と起こる殺人事件。他人を信ぜず己の思い込みだけで突っ走り重鎮であっても疑いの眼を向け容赦がない。その傍若無人な振る舞いから滅ぼしたもの、残党の恨みをかい、次第にその亡霊に怯える日々が。何と本格ミステリーであった。ちょっと大雑把であるがゆえに突っ込みどころもあるが、そのおどろおどろしい表紙と共に楽しめた。時代物が苦手な方にも、これなら大丈夫。

60
戦国時代、残忍な暴君・鷹生龍政の居城である紅城で次々と起こる悲劇を描いたミステリ。正室・鶴が首のない死体で発見されたのを始まりとして、次々と起こる怪死事件。重臣である弓削月之丞によって解き明かされるそれぞれの事件の裏に隠されていたのは壮絶な復讐劇。まさに紅城の名に相応しく、血に染まっていく城。何もそこまでしなくてもと思うけれど、それも時代なのか、それとも、暴君に対するには自らもそこまで狂わなければならなかったのか。事件の黒幕もわりと分かりやすいし、少し強引なところもあるけれど、個人的には嫌いではない作品。2020/06/09

そうたそ

33
★★★☆☆ 戦国時代、十六世紀中頃の九州。誰も手を出せぬ「鬼」と恐れられた鷹生氏の支配する地域に聳え立つ血のように燃える色をした紅城。そこで起こる摩訶不思議な様々な事件に腹心弓削月乃丞が挑む――。各編、結構謎解きが豪快でツッコミどころ満載なのだが、まあそれはそれで面白かったりするので然程気にならなかった。そして最後の一編の超絶トリックでぶっ飛んでしまう。バカミススレスレみたいなトリックなのだが、著者の作品を知る読者からすれば本領発揮ともいえる結末かも。あまり構えてクソ真面目に読むべきではないのかも。2017/10/17

bluemint

31
すごかった!戦国時代の城内で連続事件が起きる。その都度解決は付くのだが、最後にそれを覆す真相が明らかにされる。ここまでは予想がつき、真犯人も薄々わかってくる。でも、すごいのはここからだ。まさかアレが最終兵器になるなんて!「斜め屋敷」や「館島」の正当な後継者だ。え、バカミス?…そうかもしれないけど……2019/07/15

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