ザ・ベストミステリーズ―推理小説年鑑〈２０１７〉

日本推理作家協会【編】

講談社（2017/05発売）

• サイズ B6判／ページ数 349p／高さ 19cm
• 商品コード 9784062205795
• NDC分類 913.68
• Cコード C0093

出版社内容情報

２０１６年度至高のミステリーが夢の共演！　日本推理作家協会が選び抜いた究極のアンソロジー決定版。これを選べばハズレなし！！迷ったらコレ！
2016年度、ミステリーの頂を手に入れろ！

日本推理作家協会が厳選。
至高のミステリー作品、夢の共演！

過去1年間に発表されたすべての短篇推理小説の中から、日本推理作家協会が選び抜いた至高の作品だけを収録。
新鋭からベテランまでキャリアに関係なく、とにかく面白くて優れた短篇ばかりを集めました。
巻末には「推理小説・二〇一六年」に加え、推理小説関係の受賞作を網羅したリストも掲載。

推理小説愛好家はもちろん、初心者でも必ず楽しめる、最強ミステリー・アンソロジーの完全保存版！

日本推理作家協会［ニホンスイリサッカキョウカイ］
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内容説明

あなたとミステリーの架け橋になる、どこから読んでもハズレなしのアンソロジー。選び抜かれた“最強”の短編ミステリー１１本がこの一冊に！！日本推理作家協会賞短編部門受賞作。薬丸岳『黄昏』収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[いつでも母さん]

南さんのはついこの間読んだので記憶にある。何度読んでもこの手の問題は、避けては通れぬ現実を孕んでいるので興味深い。今野さんはあの安積班、薬丸さんのは夏目さんとの再会で嬉しい。井上さん、白河さんのはちょっとドキリとした。短編で読ませる作品に出会うのは、長編を読み切った達成感に劣らない充実を得られるなぁ。

2017/06/20

[ヒデミン@もも]

毎年楽しみな短編集。薬丸岳さん、大崎梢さん期待通り。歌野晶午さん、読んだはずなのにラスト思い出せずイライラしながら読んでしまった。そうそう、そうだったねと思い出せてよかったけど。南杏子さん、白河三兎さん、初読み。好み。

2017/07/16

[まさみ]

初めての作家さんに出会えたし、全部が面白かった。本当にハズレなし !!

2018/01/13

[✿yoko✿]

2016年ベスト短編ミステリー集。ジャンルも多岐に渡り、素晴らしい作品ばかり。特に面白かったのは「陰獣幻戯」歌野晶午著 ,「きれいごとじゃない」若竹七海著。日常の謎＆グロさという相反するものが共存する作品が好みだと再確認。毎年読んでいるが、巻末に推理小説界の総括と訃報が載っていて、読みたい作品が増えたり、この人亡くなっていたのか…と改めて驚いたりも。夏樹靜子って去年亡くなっていたのね…

2017/08/31

[marumo]

井上真偽、初めて読みました。1ページに1回、テヘペロっと舌を出すエリナ先生にウンザリしていたら、なんとそういう‼️本筋の謎解きよりこっちに驚いたわ。ツルッとと騙されて愉快でした。若竹七海はまたまた黒かった… ヘラヘラしてると油断してたら、思いのほか凶暴でした。あと、南杏子と南綾子を混同してることに、今回気がついてビックリ。どうりで作風が一貫しないわけだわ。

2019/12/09