22年目の告白―私が殺人犯です

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  • サイズ B6判/ページ数 304p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062205320
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

藤原竜也・伊藤英明主演の新感覚サスペンス映画『22年目の告白?私が殺人犯です?』小説版が登場! スチールフォト掲載の豪華本!驚愕の先の涙、涙! 小説というもう一つの衝撃。
書籍編集者・川北未南子は苦悩していた。突如現れた美しい青年・曾根崎雅人から預かった原稿は、巧みな文章で綴られ、彼女を魅了した。しかし、そこに書かれていたのは、22年前の、すでに時効が成立した連続絞殺事件、その犯人による告白だったのだ。はたして、この本は出版されるべきなのか。だが――わたしはもう悪魔の虜になっていた……。
出版された『私が殺人犯です』は、たちまちベストセラーとなり、曾根崎は熱狂を煽るかのように挑発行為を続ける。犯人逮捕を果たせなかった刑事の無念。そして、被害者遺族たちのやるせない思い――。社会の禁忌に挑む小説版『22年目の告白』が登場。スチールフォト掲載の豪華特別本!

浜口 倫太郎[ハマグチ リンタロウ]
著・文・その他

内容説明

帝談社の書籍編集者・川北未南子は苦悩していた。突如現れた美しい青年・曾根崎雅人から預かった原稿は巧みな文章で綴られ、彼女を魅了した。しかし、そこに書かれていたのは22年前に実際に起こった連続絞殺事件、その犯人による告白だったのだ。はたして、この本は出版されるべきなのか。だが―わたしはもう悪魔の虜になっていた…。

著者等紹介

浜口倫太郎[ハマグチリンタロウ]
1979年奈良県生まれ。2010年、『アゲイン』(文庫は『もういっぺん。』に改題)で第5回ポプラ社小説大賞特別賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

紫綺

153
文庫にて読了。様々な感情を揺さぶられ、面白かった。私は殺人犯ではありません!(笑)2017/09/01

きさらぎ

116
時効が成立してしまったあとの事件は、犯人が名乗り出ても裁けない。目の前に犯人がいて犯行を自白しているのに何もできない、遺族にとってこんなに悔しいことがあるだろうか。かすかな希望があるだけで人は前を向くことができるが、それがなければあるのは絶望だけ。その人の生きてきた過去や生きたであろう未来すべてを一瞬にして奪うだけでなく、犯人はその死に方まで最も親しい人に見せその目にその心に焼き付け、大事な人を失くしたあと何故自分だけが生きているのか悩ませる。卑劣だ。でも犯人が必ずしも完全な加害者ではないところが哀しい。2017/09/27

ユザキ部長

102
私は本が好き。人々に幸せになって欲しいから編集者になれた。向幸子著『雨の止まない庭』を編集し確かな手応えを感じた。だが曾根崎雅人著『私が殺人犯です』を編集し悪魔の虜になる。悪魔は私の首を絞め優しく微笑み魅了する。っとここまで!残念。途中から 「雑」になった。リーダビリティの部分でグイグイ引き込んでたのに、アメリカでダンス~あたりから一気に興ざめ。行間から表す曾根崎の妖艶さは謎のままで良かったのではないか?2018/03/24

ゆみねこ

101
藤原くんの表紙のインパクトに魅かれて、つい購入しました。映画のノベライズ版ということですが、とても面白く、一気に読了しました。時効終了後7年、犯行から22年を経て殺人犯が告白本を出版する。謎に包まれたその男は人目を引く美貌であった…。本を愛し、犯罪を許さない、そういう人たちにはお勧めですね。映画も是非見てみたい!2017/05/06

misa*

92
想像を上回った面白さだった!エピローグの最後の一言は、本を閉じた後にジワジワっと胸が熱くなって涙が…。映画を小説化にしたって知らずに読んだけれど、面白かったので、これは映画観なくちゃ!けっこう序盤から、あれあれ?って引き込まれていったので、いいペースで読めました。また映画の写真も何ショットか載ってるので、頭の中でリアルに思い浮かべられて楽しかったー!2018/01/16

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