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決戦!関ヶ原〈2〉

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  • サイズ B6変判/ページ数 292p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062204576
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0093

出版社内容情報

累計10万部突破の「決戦!」シリーズ。舞台は、再びの関ヶ原! 全国の猛者が集う天下分け目の大合戦を最強執筆陣が活写する!累計10万部を突破し、ますます進化を続ける「決戦!」シリーズ。その中でも最高の人気を誇る『決戦! 関ヶ原』が、さらにスケールアップして帰ってくる!
慶長五年九月十五日(一六〇〇年十月二十一日)。美濃国関ヶ原の地で、天下分け目の大会戦が勃発。乱世を終わらせる運命を背負ったのは、どの男だったのか――。
そんな関ヶ原を駆ける七人の武将を描くのは当代きっての歴史時代小説界の人気実力者たち。読者は、新たな関ヶ原を目撃する!

ダミアン長政 葉室麟
過ぎたるもの 吉川永青
戦さ神 東郷隆
名だけを残して 簑輪諒
蜻蛉切 宮本昌孝
秀秋の戯 天野純希
燃ゆる病葉 冲方丁


葉室 麟[ハムロ リン]
著・文・その他

東郷 隆[トウゴウ リュウ]
著・文・その他

宮本 昌孝[ミヤモト マサタカ]
著・文・その他

冲方 丁[ウブカタ トウ]
著・文・その他

天野 純希[アマノ スミキ]
著・文・その他

吉川 永青[ヨシカワ ナガハル]
著・文・その他

簑輪 諒[ミノワ リョウ]
著・文・その他

内容説明

七人の武将を七人の作家が紐解く、業界初の立体的(3D)な競作長編!

著者等紹介

葉室麟[ハムロリン]
1951年福岡県生まれ。2005年『乾山晩愁』で歴史文学賞を受賞し、デビュー。2007年『銀漢の賦』で松本清張賞、2012年『蜩ノ記』で直木賞、2016年『鬼神の如く 黒田叛臣伝』で司馬遼太郎賞を受賞

吉川永青[ヨシカワナガハル]
1968年東京都生まれ。2010年「我が糸は誰を操る」で第5回小説現代長編新人賞奨励賞を受賞。同作は『戯史三國志 我が糸は誰を操る』と改題し、翌年に刊行。2012年『戯史三國志 我が槍は覇道の翼』、2015年『誉れの赤』でそれぞれ第33回、第36回吉川英治文学新人賞候補。2016年『闘鬼 斎藤一』で第4回野村胡堂文学賞を受賞

東郷隆[トウゴウリュウ]
1951年神奈川県生まれ。国学院大学卒業。同大学博物館学研究助手、編集者などを経て作家に。1990年『人造記』などが第104回直木賞候補となる。1993年『大砲松』で第15回吉川英治文学新人賞、2004年『狙うて候 銃豪村田経芳の生涯』で新田次郎文学賞、2012年『本朝甲冑奇談』で第6回舟橋聖一文学賞を受賞

簑輪諒[ミノワリョウ]
1987年栃木県生まれ。2014年『うつろ屋軍師』が第19回歴史群像大賞に入賞し、デビュー

宮本昌孝[ミヤモトマサタカ]
1955年静岡県生まれ。日本大学芸術学部卒業後、手塚プロを経て、アニメ脚本、漫画原作などを手がけ執筆活動に入る。1995年『剣豪将軍足利義輝』で一躍脚光を浴び、時代・歴史小説の旗手となる。2015年『乱丸』で第4回歴史時代作家クラブ賞作品賞を受賞

天野純希[アマノスミキ]
1979年愛知県生まれ。2007年『桃山ビート・トライブ』で第20回小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。2013年『破天の剣』で第19回中山義秀文学賞を受賞

冲方丁[ウブカタトウ]
1977年岐阜県生まれ。早稲田大学在学中の1966年『黒い季節』で第1回スニーカー大賞金賞を受賞してデビュー。2003年、第24回日本SF大賞を受賞した『マルドゥック・スクランブル』などを経て、2010年『天地明察』で第37回吉川英治文学新人賞、第7回本屋大賞を受賞。2012年『光圀伝』で第3回山田風太郎賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

189
『決戦!シリーズ』3作目です。関ヶ原(1)は未読。様々な作家が色んなテーマで描いている関ヶ原、オススメは、鴉の如く裏切り続けた小川祐忠の末路が虚しい簑輪諒の『名だけを残して』と西軍の敗因となった小早川秀秋を描いた天野純希の『秀秋の戯』です。2017/08/16

ナイスネイチャ

183
図書館本。決戦シリーズ一周廻っての関ヶ原。どんどん三成の評価が良くなっている?それについていく島左近、大谷刑部がちょっと切ない。私の好きな可児才蔵も登場したりと今後もっとシリーズ続けて全武将に光を当ててほしい。2017/10/17

yoshida

179
関ヶ原と言えば、司馬遼太郎さんの作品が著名だ。七名の作家さんが描く関ヶ原。それぞれに主人公が異なり、様々な人物の視点で楽しめる。黒田官兵衛の子である黒田長政の知謀と獰猛さ。自身の美学を貫く島左近。名槍・蜻蛉切の様に真っ直ぐな武者振りを示す本多忠勝。実質的に西軍の副将であり、石田三成の盟友・大谷吉継。どうしても敗れた西軍を贔屓して読んでしまう。関ヶ原の様々な解釈が興を呼び読ませる。豊臣から徳川へ、一日の合戦でパワーバランスが変わったのだ。日本史においても国内の内乱を短期間に終わらせた意義深い事件と思う。2019/07/09

takaC

125
官兵衛とか真田丸とか直政とかの最近見た大河ドラマの出演者が浮かんでしまうのは避けられないな。本多正信は真田丸の近藤正臣と直政の六角精児じゃ全然タイプ違うけどね。それはそうと今回のほとんどは新聞連載だったのね。今までの決戦!シリーズもそうだったのかな?2018/02/03

hiro

124
『決戦!シリーズ』は戦国時代の6冊とそれ以外の3冊も併せてコンプリート中。初読みの蓑輪さんはもちろん、葉室さんと冲方さん以外の五人の作家さんは、まだこのシリーズだけのお付き合いだ。『決戦!関ヶ原』はシリーズ第一弾であり、7人の作家が異なる人物を描くという新鮮さもあったが、天下分け目の関ヶ原の合戦も2冊目となると登場人物も小粒になってしまった。この家康と三成が争った関ヶ原の合戦では、勝敗を決めてしまった小早川秀秋という男が一番気になる。そういうわけだろうか、秀秋だけはこの2でも再登場している。次は賤ヶ岳。2017/08/12

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