COCORA―自閉症を生きた少女〈2〉思春期篇

電子版価格
¥1,540
  • 電子版あり

COCORA―自閉症を生きた少女〈2〉思春期篇

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 350p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062204552
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

海を渡り、新天地へとやってきた心良。そこで待ち受けていたものは、異なる文化の中に生きる人々との、想像を超える日々だった。海を渡り、新天地へとやってきた12歳の心良(ここら)。そこで心良を待ち受けていたものは、心優しくも異なる文化の中に生きる人々との、想像をはるかに超える日々だった―。

思春期に入り、より深い葛藤の中、自分自身とも闘い、混乱し、傷つき、それでも前に進み続ける、自閉症スペクトラム障害という宿命を背負った少女の、心を抉る疾風怒濤の思春期篇、ここに開幕。

『発達障害の子どもたち』著者で児童精神医学の第一人者
杉山登志郎さん絶賛!
12歳で少女は異国に追放された。そこで愛情にあふれたホストファミリーに出会うも、逆に混乱し、他者から取り込んだ人格との対話を深めていく。発達障害と精神的虐待がもたらす多重で複雑な内奥を世界で初めて開示した自伝的小説。

第1章 はるかなばしょで
クスケ一家/生活/はじめてのこと/鳥/深夜/夜明け/学校/友達と問題児/解体作業/母、帰る
第2章 日々
学校の生活/男の子と女の子/蠅と風邪ひき/家族相関図+α 其の一/言語と非言語/文字と音楽/家族相関図+α 其の二/ゆめのなかでもねないこだれだ/家族相関図+α 其の三/「声」
第3章 転換期
死と、死と、死と、死と、死と、生と、死/『彼女』と私と「地球服」/苦いほど甘い日に/折り返し地点/解けた糸/ポッジ一家/断/臨界/白い旗/バイバイお星さま
第4章 異端児
小さな世界/中三/異端児/で、いつの間にか学校終わるし/A高校/からっぽ


天咲 心良[アマサキ ココラ]
著・文・その他

内容説明

発達障害の当事者が、自らの壮絶な体験を克明に描いた衝撃作。第二弾にあたる「思春期篇」の舞台は海外。両親の勧めで、海外に留学することになった心良。温かいホストファミリーとの交流の中で、あるべき家族の姿に気づくが、それが新たな葛藤を生むことになる。「性別意識の目覚め」「自我の分裂」そして「『死』に対する畏怖と関心」…。思春期の様々な変化とともに、疾風怒涛の激情に翻弄される日々。新天地で、彼女を待ち受けていたものとは…。

著者等紹介

天咲心良[アマサキココラ]
昭和生まれ。幼い頃から「変わった子」と言われて育つ。大人になり高機能広汎性発達障害(自閉症スペクトラム障害)と診断される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

なるみ(旧Narumi)

18
1巻に続いての読書。思春期を海外留学という形でも過ごした著者心良さん。自身と家族、関わった人達と、その時の状況と気持ちのあり様を、穏やかな筆致で綴っているのが印象的でした。なかなかに読ませていただいた一冊でした。2017/01/31

ジーザス

15
切ない。残酷で悲惨で荒んだ生活を圧倒的筆力で描き切った力作。悲しくて何度も涙しました。いままで読んだどんな本の登場人物も及ばない過去を歩んだ著者の自伝的小説。世の中にはこんなにも苦しんでいる人がいるのが真実であろう。過去を乗り越え本書を書き上げた努力は、想像を軽く超えるだろう。僕の置かれた環境がいかに恵まれているのか深く考える事が出来ました。続きの展開を期待しつつ待ちたい。2026/03/08

まつり

13
家族のお膳立てによりろくに英語が話せないのに12歳で海外留学。自然豊かな牧場もある家庭で絵空事でない生と死についての体験をしたり、愛情豊かな両親や家庭。おそらく日本では学べないことを学んだだろう。それでもうまく関係性を維持できず2年で帰国。さらに傷つき荒んでいく。自分の中にいる衝動的な彼女=脳と根源的な私が声という俯瞰した存在も交えて対話していく。「どんな子供でも受け入れる覚悟の親の元では愛される存在に育つ。愛されない子供が最初からいたわけではないのだ」という気づきが親としての私にも痛く突きつけられた。2018/04/11

さる

13
前巻よりも成長しているからか、内容が哲学的な部分や、障害の核心に迫る部分が多かった。こういう子達って、狭い日本の更に世界を狭めるルールは合わないはず!留学の理由や、やり方は酷いものがあるけど、凄くいい経験にはなったはず!この続きもとても気になる。2017/08/17

ピンクピンクピンク

10
12歳にして単身海外留学させられることになった心良さん。日本にはない広い世界、互いを想い合う暖かいホームステイの家族との出逢いも、自閉症スペクトラム障害による1次障害(脳の器質的問題によって起きるもの)2次障害(障害を理解されず不適切な対応を受けた結果心理的要因によるもの)、そして成長の葛藤との狭間で苦しみながら、心の声達と対話し人生を考えすごした体験記思春期篇。青年期篇に続く様なので続きを待ちたいと思います。2019/11/06

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11272766
  • ご注意事項

最近チェックした商品