出版社内容情報
サブカルの煮こごりのような世界で、昼夜問わず酒を呑む。過激な方が勝ち。ダメな奴が偉い。中島らもと過ごした最低で、最高の日々。超売れっ子放送作家の鮫肌文殊。
すべてのきっかけは、中島らもとの出会いだった。
大学時代、大阪に出てきた鮫肌青年は、初対面の中島らもに、バラエティー番組のブレーンに誘われる。企画会議の後の打ち上げで泥酔し、翌朝中島家で目覚めてから、半居候の日々がはじまった。常識を木っ端みじんに打ち砕かれながら、酒を呑み、女を知り、役者をやったり仕事をしたり。
しかし中島らもが飲み過ぎて倒れた途端、仕事がゼロになる。これはいけないと上京し、数年テレビの仕事に集中する。数年ぶりに中島らも再会し、ロフトプラスワンでの伝説のトークイベント「らもはだ」がはじまった。出会いから死去するまでを描ききった、壮絶なラブレター。
第一話 「らもさんが死んだ」
第二話 「番組のブレーンになってくれへんかな」
第三話 「君の胃袋はクラインの壺やな」
第四話 「これでブロン買うてきてくれへんか」
第五話 「たまに喋る置物、中島らも」
第六話 「もう少しで殺人犯になるところだった」
第七話 「ホントに豆腐10丁食べられるね?」
第八話 「伝説の『なげやり倶楽部』のつくり方」
第九話 「こんなとこでオメコする気ィか?」
第十話 「舞台やったら何のタブーもないやろ」
第十一話 「金はある奴が出したらええねん」
第十二話 「入院して、ひとつビックリしたことがあるんよ」
第十三話 「お題目じいさん、幸福荘に現る」
第十四話 「うちの事務所に来て、放送作家やれへんか?」
第十五話 「死ぬ前にもう一回だけ冥土の土産にSEXしたい老婆募集」
第十六話 「10年ぶりの中島らもは、一ミリも動かなかった」
第十七話 「こいつ、シャブ中や!」
第十八話 「前回ゲロを吐いて怒られたから、今回はウンコをします」
第十九話 「キミ、中島らもの名前を利用したかっただけやろう?」
第二十話 「どうやってセックスするかまで知ってるの!」
第二十一話 「キッチュと申します」
第二十二話 「今日はね、テレビで言えへんことを全部言うよ」
第二十三話 「暴力バーだって、金払えばいいんだろう」
第二十四話 「だから、かまやつさんに歌ってもらうわけにはいきません」
第二十五話 「鮫肌さんにも責任があると思うんです」
第二十六話 「ウロウロソワソワ、中島らも?ほんじょへのラブソング」
第二十七話 「逮捕23日前」
第二十八話 「らも容疑者、大麻取締法違反で逮捕」
第二十九話 「いま執行猶予中だから」
第三十話 「面白いこと言わない奴には用はない」
第三十一話 「らもmeets THE ROCKER」
第三十二話 「中島らもとの最後の夜」
最終話 「中島らものバカヤロー!」
鮫肌 文殊[サメハダ モンヂュ]
著・文・その他
内容説明
売れっ子放送作家の鮫肌文殊。すべてのきっかけは、中島らもとの出会いだった。常識を木っ端みじんに打ち砕かれながら、酒を呑み、女を知り、役者をやったり歌ったり。らもさんが飲み過ぎて倒れ、仕事がなくなり―これはいけないと上京した鮫肌は、テレビの仕事に集中。10年ぶりにらもさんと再会した後、伝説のトークイベント「らもはだ」がはじまった。出会いから死去するまでを描ききった、放送禁止用語満載のラブレター。
目次
「らもさんが死んだ」
「番組のブレーンになってくれへんかな」
「君の胃袋はクラインの壷やな」
「これでブロン買うてきてくれへんか」
「たまに喋る置物、中島らも」
「もう少しで殺人犯になるところだった」
「ホントに豆腐10丁食べられるね?」
「伝説の『なげやり倶楽部』のつくり方」
「こんなとこでオメコする気ィか?」
「舞台やったら何のタブーもないやろ」〔ほか〕
著者等紹介
鮫肌文殊[サメハダモンジュ]
1965年兵庫県生まれ。放送作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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