島の風は、季節の名前。旧暦と暮らす沖縄

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  • サイズ A5判/ページ数 96p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784062202411
  • NDC分類 449.81
  • Cコード C0078

出版社内容情報

意外にも、旧暦が強く根づく沖縄。在住する著者が、風や海、生き物、祭事など、沖縄の暮らしとならわしを写真とともに綴り出した一冊島には、二十四節気の名を持つ風が吹く──。
神々が住む島、ゆったりと時が流れ、神秘の力を抱く沖縄は、意外にも旧暦の暮らしが強く根づいている土地柄。
『日本の七十二候を楽しむ ―旧暦のある暮らし―』などで知られ、沖縄にルーツをもつ著者が、
風や雨、海や緑が教えてくれる島の季節や風物、行事、旬の幸や南国の生き物たちなど、
沖縄のさまざまな表情を、旧暦の十二ヵ月にそって細やかに綴ります。
写真は、妻であり写真家の當麻 妙。二人で足を運び、見つめ、感じ、温めてきた現地での暮らし。
言いならわしにこめられた島の知恵、自然のうつろいを慈しみながら、
日々を気持ちよく生きるヒントがつまった、美しいフォトブックになりました。
ガイドブックには載らない、祈りや祝い、命が満ちる沖縄を、
その物語が息づく写真とともにゆっくりと味わえる一冊です。

白井 明大[シライ アケヒロ]
著・文・その他

當麻 妙[トウマ タエ]
写真

目次

星昼間南風 旧暦一月
二月風廻り 旧暦二月
陽春風 旧暦三月
小満芒種 旧暦四月
夏至南風 旧暦五月
真南風 旧暦六月
立秋大凪 旧暦七月
風吹 旧暦八月
新北風 旧暦九月
種子取南風 旧暦十月
冬至寒さ 旧暦十一月
歳暮南風 旧暦十二月

著者等紹介

白井明大[シライアケヒロ]
詩人。1970年生まれ。母の故郷である沖縄に、2011年より移り住む。詩集に『生きようと生きるほうへ』(思潮社、第25回丸山豊記念現代詩賞)など

當麻妙[トウマタエ]
写真家。東京生まれ。初めて訪れた沖縄の風景に感動し、何度も通い撮影。縁あって、2011年より沖縄に住むことに。書籍、雑誌などで活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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けんとまん1007

50
島の風は、季節の名前・・・のとおり、風の名前を見ているだけで、季節・風景を感じることができる。それは、旧暦とも時間の流れがあっているから、一層、日々の暮らしに沿ったものになっているのだと思う。昨日、本家のお母さんと話しをしていて、〇〇の風が吹くと・・・というお話になって、そうだよなあ~と思った。まさに、日々の暮らしの中で感じる変化が、季節を感じる五感にあっていると思う。2024/07/07

ナディ

22
島言葉、やはり好きだなあ。もっと沖縄の暮らしを言葉と共に感じてみたい。2016/12/03

0422

1
とてもいい。2018/09/21

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