涙倉の夢

個数:
電子版価格
¥1,430
  • 電書あり

涙倉の夢

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月26日 13時53分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 242p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784062201605
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報

柏葉幸子のファンタジー最新作! 古い倉の向こうには、何十年も前の世界が広がっていた。そこでは動物の顔をした人達がいて……!?中学に入ったばかりの亜美。それまでの友達とも離れてしまい、たいくつな夏休みを過ごしていた。田舎のおばあちゃんの家に遊びに行くと、そこには古い倉があった。亜美の母親が買った倉だ。
 その古い倉におばあちゃんと入ると、亜美は、何十年前の世界に迷い込んでしまった。しかも、その世界では、動物の顔をした人たちが、人間にまざって暮らしているのだ……!?

1 母の買いもの
2 カマスもち
3 ねずみのばば様
4 『猿がかででる』と『ねずみにひかれる』
5 番頭さん
6 休みの日
7 夜のさがえ
8 西の塔
9 誘拐犯人
10 鳴滝
11 水じしゃく
12 さがえの本家
13 隼人のカマスもち
あとがき


柏葉 幸子[カシワバ サチコ]
著・文・その他

青山 浩行[アオヤマ ヒロユキ]
著・文・その他

内容説明

母が、どうしても買いたがっていた、実家の倉。倉の中で、亜美は不思議な体験をする…!?人間と動物が、いまよりも仲良く暮らしていた、そんな世界の物語…。感動のファンタジー。

著者等紹介

柏葉幸子[カシワバサチコ]
1953年、岩手県生まれ。『霧のむこうのふしぎな町』(講談社)で、第15回講談社児童文学新人賞、第9回日本児童文学者協会新人賞受賞。『ミラクル・ファミリー』(講談社)で、第45回産経児童出版文化賞フジテレビ賞受賞。『牡丹さんの不思議な毎日』(あかね書房)で、第54回産経児童出版文化賞大賞受賞。『つづきの図書館』(講談社)で、第59回小学館児童出版文化賞受賞。『岬のマヨイガ』(講談社)で、第54回野間児童文芸賞受賞

青山浩行[アオヤマヒロユキ]
手がけた主なアニメ映画に『時をかける少女』『サマーウォーズ』(ともに作画監督)、『風立ちぬ』『バケモノの子』(ともに原画担当)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆみねこ

68
母が欲しがっていた、祖母の実家の蔵。たいくつな夏休みを祖母の家で過ごすことになった中一の亜美は、蔵の鍵を開けたとたん不思議な場所に立ち入ってしまった。祖母の実家「さがえ」にまつわる不思議な話。山と里の関わり、とても面白く読了。大人も十分に楽しめる児童書です。2017/11/01

はる

57
読友さんの御感想から。中学生の亜美が夏休みに訪れた田舎のおばあちゃんの家。そこにある古い蔵に入ると、亜美は突然数十年前の世界に…。柏葉さんならではの、日常のとなりの異世界ファンタジー。序盤の謎だらけの展開にゾクゾク、ワクワク。日本の貧しかった時代の暗い部分や、現代の自然破壊の問題も含みながら、あくまで児童文学らしさを忘れない。さすが柏葉さんです。2017/09/24

anne@灯れ松明の火

36
大好きな柏葉さんの新作。新着チェックで予約。退屈な夏休みを過ごす亜美は母方の祖母の家へ。荷物の中には、母が買った実家の小さな倉の鍵が入れられていた。祖母と一緒に倉に入った亜美は不思議な経験をすることになる。異世界へ行きっぱなしでなく、現実と行き来しながら、現実の問題を解決するために奔走することになる亜美。特に後半はスリルがあった! 命、環境、人と動物……さまざまなことを考えさせてくれる良作。大人が読んでも十分面白いが、子どもたちにこそ読んでほしい。アニメーション化もしてもらえたらいいなあ~!2017/09/17

ぽろん

35
柏葉さんの新刊。今回は、作者が山からの風に怖い気を感じて、そこからこの物語を紡ぎ出したとか。凄いなあ。主人公の亜美が母の実家の倉に入ると、おばあちゃんの子供時代にタイムスリップ。しかも、猿の顔や鷹の顔をした人がいて、、、。ワクワクしながらも、昔の哀しい事情も見え隠れして一気に読了。柏葉さんは童話を通して大切な事を教えてくれる。沢山の子供達に読んで欲しいな。2017/10/01

バニラ風味

26
なぜか、おばあちゃんの実家の蔵を買ったお母さん。夏休みに、その蔵を訪ねた亜美は、温泉街が栄えていた頃にタイムスリップ。そこでは、「山のもの」が人間と混ざって暮らしていた。「山のもの」が、その素性を隠して人間界で暮らす訳や、反対に、人間界では生きられず、山のものになるしかない人間の悲しみ。複雑な事情が絡まりつつも、懸命に生きる人々の力強さを感じました。2017/10/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12017884
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。