出版社内容情報
考えながら走ってきた脳科学者が、走ることで脳がどう変わるのか、どんな効用があるのか、脳にはたらきかける効果的な練習法を紹介脳科学者茂木健一郎が、脳との関係からランニングの絶大な効果を語る初めての本。小学生の頃から学校の外周を走っていた、という生粋のランニングマン。中年を過ぎてから長距離を走り始め、2015年の東京マラソンで初めて完走しました。走ることを考え、考えながら走ってきた脳科学者が最先端の脳科学を介して、走ることで脳がどう変わるのか、どんな効用があるのか、さらには脳にはたらきかける効果的な練習法を紹介します。
はじめに 48歳でむかえたターニングポイント
第1章 わかってきた! ランニングの脳への効用
脳は体の一部。体を鍛えることで脳も鍛えられる
ランニング中の脳の状態、「デフォルト・モード・ネットワーク」とは
走ることで脳を鍛えていた開拓者たち
足を使って移動することで脳の地図が書き換わる
走ることで認知症も予防できる
第2章 仕事力アップに、ランニングがもたらすメリット
朝ランをする前は血圧が180まで上がっていた
今も「挑戦しよう!」と思えるのは、走っているから
「新しく始める力」が身につく
「続ける力」「集中する力」が身につく
「フロー状態」に入りやすくなる
ランニングは「ストレス耐性を上げる筋トレ」
第3章「めんどうくさい」から「走りたい」へ、ランニングを習慣にする
飛行機は、離陸するのがいちばん大変
自分だけのお気に入りランニングコースを見つける
ランニングアイテムの簡単ケア。靴も洗濯機で洗う
形にこだわらなくていい。そのままの自分で走りだす
自分と対話するための「ひとりラン」
ランニングアプリで、走りの楽しみがさらに増した
第4章 ランニングをもっと楽しく!「旅ラン」& フルマラソン
「旅ラン」の発見は、人生における革命だった
「旅ラン」と朝ランの大きな違い
10年越しで達成したフルマラソン完走
マラソンでしか味わえない体験
走ることで、人の個性がクリアに見えてくる
第5章 ランニングでマインドフルネスを体験しよう
グーグル社員も実践している「マインドフルネス」
瞑想よりも簡単な「ランニング禅」
走ることで「脳をマッサージ」する
今、なぜマインドフルネスが注目されているのか
第6章 走るとは人生そのもの
ランニングとは「態度」である
ランナーの孤独を噛みしめる
人生の終わりは、マラソンのゴールに似ている
おわりに あなたの人生は変わり始める
茂木 健一郎[モギ ケンイチロウ]
著・文・その他
内容説明
瞑想系の「朝ラン」、刺激系の「旅ラン」。2つのランでクリエイティブを生み出す!
目次
第1章 わかってきた!ランニングの脳への効用
第2章 仕事力アップに、ランニングがもたらすメリット
第3章 「めんどうくさい」から「走りたい」へ、ランニングを習慣にする
第4章 ランニングをもっと楽しく「旅ラン」&フルマラソン
第5章 ランニングでマインドフルネスを体験しよう
第6章 走るとは人生そのもの
著者等紹介
茂木健一郎[モギケンイチロウ]
脳科学者。理学博士。1962年、東京都に生まれる。東京大学理学部、法学部を卒業後、同大学大学院理学系研究科物理学専攻課程修了。理化学研究所、ケンブリッジ大学を経て現在はソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー。専門は脳科学、認知科学であり、「クオリア」(感覚の持つ質感)をキーワードに脳と心の関係を研究。また文芸評論、美術評論や作家活動にも取り組んでいる。2005年に『脳と仮想』(新潮社)で第4回小林秀雄賞、2009年に『今、ここからすべての場所へ』(筑摩書房)で第12回桑原武夫学芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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