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出版社内容情報
現役を退いた64歳の航海士が、終活の先に見つけたものは?小樽とフィンランドを舞台に、元芥川賞候補のスイス人作家が描く感動作自分らしく生き、死ぬというのは、どういうこと? 64歳、元海上保安庁の「海の男」、やもめ暮らし。主人公・楠木が考えた、終活=人生の自分らしい終え方の準備とは。北海道・小樽とフィンランドのオーロラ観測施設の雄大な風景を舞台に、元芥川賞候補のスイス人作家が描く感動作。
小樽にて
老い支度
生き甲斐探し
別れ際の美学
オーロラの光
デビット・ゾペティ[デビット ゾペティ]
著・文・その他
内容説明
64歳で航海士としての勤めを終えた楠木健太。妻に先立たれ小樽にひとり暮らす彼は、あるきっかけで「終活」をはじめた。それは彼にとって、自分らしい人生の終え方を考えるためのプロセスでもあった。エンディングノート、財産管理や後見人の契約・葬儀・お墓・遺影の準備など終活を進めていく楠木を心配しつつ見守る姪の理沙と夫のペッカ。フィンランド人を父に持つペッカはフィンランドにある「オーロラ観測村」の後継者で、ふたりはまもなく日本を発ち移住することになっていた。「人生の最終章」を描く感動小説!
著者等紹介
ゾペティ,デビット[ゾペティ,デビット] [Zoppetti,David]
1962年、スイス生まれ。1986年、ジュネーブ大学日本学科を中退して来日、同志社大学文学部国文学専攻に編入。卒業後、テレビ朝日の記者兼ディレクターとして働く。1996年、「いちげんさん」ですばる文学賞受賞、芥川賞候補になる。1998年、テレビ朝日を退社。現在、日本語で執筆活動を続けるかたわら、若石健康法のリフレクソロジストとしても活動中。他の著書に『アレグリア』(三島由紀夫賞候補)、『旅日記』(日本エッセイスト・クラブ賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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