出版社内容情報
若様たち、ついに結婚か?! 次々と舞い込むお見合いと事件の数々に、若様たちは翻弄されて――。一見平和そうに見える明治の世の中に、不穏な空気が漂いはじめていた。
数年以内に”戦争”が始まるかもしれない――。成金のひとり、小泉琢磨は、戦へと突き進む一派の意向をおさえるべく、動いていた。が、このままでは開戦派のやりたいようになってしまう、そう懸念した琢磨は、今いる仲間以上に人を集めようと考える。そしてその秘策がなんと、「若様たちのお見合い」だったのだ!
お見合いをさせ、縁組みをし、開戦派に対抗する同士を増やそうというその魂胆、果たして?!
若様組シリーズ最新作、ついに登場!
園山・運動会
小山と小沼・川開き
加賀・百花園
長瀬・居留地
真次郎・亜米利加
畠中 恵[ハタケナカ メグミ]
著・文・その他
内容説明
開戦前夜、若様たちに降りかかった災難―それはお見合いだった!『アイスクリン強し』『若様組まいる』に続くシリーズ第3弾登場!
著者等紹介
畠中恵[ハタケナカメグミ]
1959年高知県生まれ、名古屋育ち。名古屋造形芸術短期大学ビジュアルデザインコース・イラスト科卒業。2001年『しゃばけ』で第十三回ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞しデビュー。「しゃばけ」シリーズは現在第十四弾まで出ているロングヒット作品となっている。また、同シリーズで、第一回吉川英治文庫賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
いつでも母さん
124
シリーズ最新刊!なんだか青春だなぁ。けれど時代は戦争の影が忍び寄ってきて・・皆のこれからが心配ではある。今回、まさか沙羅も行ってしまうとは思わなかったよ・・勿論続編ありでしょうね。畠中作家、どんな結末を練っているのだろうか?たのしみでもあるが、出来るならハッピーエンドを期待したいなぁ。2016/05/21
ちはや@灯れ松明の火
93
時の流れが人の生きる道を大きく変えても人の営みは然程変わらない。佳き婿がねとは言えない若様組に降って湧いたような集団縁談、世が世ならお家の為に、そして今は戦回避の為に、嫁御を娶る定めからは結局逃れられない。女学校運動会、川開き、百花園、居留地、腕っぷしと心意気を試すが如く見合いと共に起こる騒動。そっぽ向く神あればほほ笑みかける神もあり縁は異なもの味なもの。速まる時の移ろいにやがて明治も古となり、共に生きた友が進む先は遠く離れていく。時の流れに呑まれても魂までは手放さぬと誓って一歩を踏み出した己だけの道。 2016/09/19
nyanco
88
若様シリーズ第三弾、どうして「ロマン」と思ったらラブロマンスが連発。紗羅の父・成金の小泉、開戦派に対抗するために味方を増やそうとする。その方法が「若様たちのお見合い」だとは!?若様たちのお相手は、小泉が味方につけたいと思っている相手のお嬢様たち。お嬢様たちが思っていたよりも皆さん、活動的で進歩的。自分たちの想いで行動する姿、素敵。若様たちは上司の意向に逆らえないものなんですね。縁談がまとまる者、一目惚れしたものの…な者もいたり、若様同志でのライバル意識も良い感じに影響して、お見合いが進んでいきました。続→2016/05/18
たんぽぽ
86
相変わらず若様たちは生き生きと個性的。 長瀬、園山ペアが目立っていた若様組ですが、今回はそれ以外の若様にもスポットが当たっていて楽しかった。 あまり目立たなかった小山、小沼ペアに幸せになって欲しいものです。 若様たちには、きちんと教育を受けた者の分別や矜持を感じます、馬鹿騒ぎをしても品があるのがいいですね。2016/06/07
hirune
63
若様組の巡査たちのお見合い大作戦の騒動記。しかし色々な面倒ごとの解決を押し付けられて てんやわんや(笑)お見合い自体 良いように押し付けられたものだしなぁ😓しかも後半は沙羅の父 小泉成金さんはただの親バカに成り下がって娘に振り回されて 若様組にとばっちりがガンガンくるし。沙羅が一番自立して男前でしたね!若様たちは頭はいいし 腕っ節は強いし 度胸はあるし 心根も優しい…婿としていい物件だと思うけどな、薄給だけどね☆2019/03/25




