我々の恋愛

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  • サイズ B6判/ページ数 485p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062199896
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

20世紀最高の恋愛は間違い電話から始まった!1995年日本から2001年アメリカへ、時代の転換点を映す奇妙な恋の物語作家・クリエイターとして幅広く活躍し、『想像ラジオ』(野間文芸新人賞受賞)で大きな注目を集めた、いとうせいこうの本領発揮、多面的な魅力に満ちた最新長編小説。
2001年、日本の山梨で『二十世紀の恋愛を振り返る十五カ国会議』が開催され、世界中の恋愛学者が集まった。そこで「20世紀最高の恋愛」としてグランプリに選ばれたのは、日本のありふれた若い二人の、世にも不器用で奇妙な恋だった――。
舞台は1995年の日本と2001年のアメリカ。東京郊外の遊園地とカイコの街・桐生、イスタンブールと神戸の間で、電話線とネット回線が結び付ける、20代男女と60代男女の運命の行方は――?切なくもノスタルジックな恋愛ドラマに荒唐無稽なユーモアをちりばめて描く、「時代の転換点」を生きた恋人たちの物語。

いとう せいこう[イトウ セイコウ]
著・文・その他

内容説明

2001年、世界の恋愛学者が山梨に集まり、『二十世紀の恋愛を振り返る十五ヵ国会議』が開催された。そこで「二十世紀最高の恋愛」に選ばれたのは、日本の片隅に住む若い男女の、世にも奇妙で不器用な恋だった―。調査委員会のメンバーたちが報告する、奇想天外な恋の真相とは?会議に出席したトルコの老恋愛詩人の、半世紀越しの恋の行方は?1945年神戸、1995年東京、2001年ニューヨーク―電話線とネット回線がつなぐ、恋人たちの運命。時代の転換点に生まれた恋愛を多層的に描く、魅惑にみちた長編小説。

著者等紹介

いとうせいこう[イトウセイコウ]
1961年、東京都生まれ。作家、クリエイター。早稲田大学法学部卒業後、出版社の編集を経て、音楽や舞台、テレビなどの分野でも活躍。1988年、小説『ノーライフキング』でデビュー。1999年、『ボタニカル・ライフ』で第15回講談社エッセイ賞受賞。2013年、16年ぶりの小説『想像ラジオ』で第35回野間文芸新人賞、第2回静岡書店大賞(小説部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

そうたそ

34
★★☆☆☆ 2001年に山梨で開かれた「二十世紀の恋愛を振り返る十五ヶ国K会議」。そこで20世紀最高の恋愛に選ばれたのは、日本のありふれた二人による不器用かつ奇妙な恋であった。若い二人の恋と、会議に出席したトルコ人の老恋愛詩人の半世紀越しの恋を描く長編。パッとあらすじを見て面白そうだなあと思ったのだが、確かにレポート形式で恋の進展が淡々と描く内容は退屈そうにも思えるが、案外飽きることなく読める。しかしほぼ500ページという厚さは流石に長いなあ。この半分でも良かったかもしれない。2016/04/27

Tui

29
若いふたりの、固定電話から始まるぎこちない恋。老齢のふたりの、メールという当時の最新ツールを手にした、うつくしいやりとり。携帯電話がなかったころ。固定電話に子機が普及し始めたが、かけてきた相手の番号表示がまだされなかったころ。そんな、今となっては考えられないけど意外と最近の日本が舞台の、まっすぐな、でも少しおかしな変愛物語。ある時代の追憶。読む世代によって、あるある感が異なることでしょう。私はどハマりでした。2016/09/04

Shinobi Nao

20
長かった~。『二十世紀の恋愛を振り返る十五カ国会議』で「20世紀最高の恋愛」として選ばれた日本人カップルの話の続きを早く知りたいのに、合間合間で、周囲で起こっている奇妙な話が次々と邪魔をする。それがまた面白いのだが、脱線が過ぎるところもあり後半はかなり雑に読み飛ばした箇所も。メインの話は、間違い電話がきっかけで始まった恋。電話嫌いのわたしにはちょっと考えられないことだけど、ゆっくりゆっくり進展していく彼らの恋を見守った。そう、もう彼らだけの恋ではなく「我々の恋愛」になっていたのだ。2016/10/25

スイ

15
面白かった。「二十世紀の恋愛を振り返る会議」というのがもういいじゃないか…。そこで二十世紀最高の恋愛に選ばれた、ある日本人カップルの話が、選定委員のレポートの形で紡がれる。そのレポート内外で絡んで来る、周囲の人間達や選定委員の思いまで丁寧に描かれていて一気に読んだ。私には少々ついていけなかったところもあるものの、そこもいとうせいこうの良さなんだろう。「想像ラジオ」に続く祈りの作品でもあった。2016/07/20

ophiuchi

12
「君の名は」(昭和の方)を思わせるラブストーリーで、大いに焦らされるが、そこが面白かった。大きな出来事が起きる直前の1994~1995年、2001年の雰囲気も切なさを演出している。2017/05/04

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