ロスト・キャット―愛と絶望とGPSの物語

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  • サイズ B6判/ページ数 168p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062198837
  • NDC分類 645.6
  • Cコード C0098

出版社内容情報

家出していた飼い猫がふらりと戻ってきた。一体どこに行っていたの?飼い主は、首輪にGPS発信機を装着。追跡作戦を開始した!――自分の猫のことは永遠にわからない。
でも大丈夫。愛とGPSさえあれば。

サンフランシスコで暮らすキャロラインとウェンディは、2匹の猫、ティビィとフィビィを飼っています。
ある日、5週間も家出していたティビィが、ふらりと戻ってきた。しかも、家出している間に、ちょっと”オトナ”になって帰ってきたみたい……。
いったい、どこに行っていたの?
どうして、いなくなってしまったの?
もしかして、猫泥棒に誘拐されていたのかも!?
キャロラインとウェンディは、ティビィの首輪にGPS発信機を装着。
ティビィの謎に満ちた家出の理由をたどる、追跡作戦を開始した!
だけど、猫の動きは縦横無尽、自由気まま。
猫語を習得したり、「ペット捜査官」に頼んだり、難航する追跡作戦に奮闘するキャロラインたち。
GPSの足跡からわかった、意外な結末とは……!?

かわいいイラストと、猫好きなら誰もが「あるある」とうなずくたっぷりのユーモア、そしていつか訪れる悲しい別れ。猫と飼い主の冒険譚。

1.ティビィ失踪
2.超能力者にすがる
3.動物保護施設通い
4.ティビィの帰還
5.「ティビィ追跡作戦」開始
6.GPSの線
7.キャットカムに写ったものは
8.ティビィのごちそう
9.猫語を習得する
10.フィビィの急変
11.ニャンコの悲しみ
12.ペット捜査官たち
13.新しい地図
14.残酷な真実
15.チラシ配り
16.親愛なるご近所様へ
17.鳴らない電話
18.ティビィとチラシ
19.まだ鳴らない電話
20.疑惑の場所
21.猫泥棒
22.真実に辿り着く
23.作戦の終わり
24.私たちの物語における7つの教訓


キャロライン・ポール[キャロライン ポール]
著・文・その他

ウェンディ・マクノートン[ウェンディ マクノートン]
著・文・その他

グレッグ・ジェンカレッロ[グレッグ ジェンカレッロ]
翻訳

アキコ・ジェンカレッロ[アキコ ジェンカレッロ]
翻訳

内容説明

5週間も家出していた飼い猫のティビィがふらりと戻ってきた。いったい、どこに行っていたの?もしかして誰かに誘拐されていたのかも?飼い主は、ティビィの首輪にGPS発信機を装着。その謎に満ちた足取りをたどる、追跡作戦を開始した!GPSの足跡からわかった、意外な結末とは…!?かわいいイラストと、猫好きなら誰もが「あるある」とうなずくたっぷりのユーモア、そしていつか訪れる悲しい別れ。猫と飼い主の冒険譚!

著者等紹介

ポール,キャロライン[ポール,キャロライン] [Paul,Caroline]
1963年生まれ。作家。スタンフォード大学でジャーナリズムとドキュメンタリーフィルムを学ぶ。ジャーナリストとしてバークリーの公共ラジオ局で働いたのち、サンフランシスコ消防局に転職。サンフランシスコに暮らす

マクノートン,ウェンディ[マクノートン,ウェンディ] [MacNaughton,Wendy]
イラストレーター。「ニューヨーク・タイムズ」「プリント・マガジン」などに寄稿。サンフランシスコに暮らす

ジェンカレッロ,グレッグ[ジェンカレッロ,グレッグ] [Gencarello,Greg]
1984年、ニューヨーク州生まれ。2008年、コロンビア大学大学院日本文学研究科修了。日本在住を経てアメリカで日英実務翻訳家として活躍中

ジェンカレッロ,明子[ジェンカレッロ,アキコ]
1975年、静岡県生まれ。アメリカ留学を経て日本で英会話講師として活躍後、アメリカ在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ののまる

10
あはははは。大爆笑! いなくなった飼い猫が毛並み良く帰ってきて、ご飯も食べない。別宅があるのか?と嫉妬と絶望と疑惑が渦巻き、ついにスパイグッズ、猫専門捜査官や動物言葉解読セミナー、超能力者など(アメリカおもろいw)を試す。さてさて、結末は…w2022/09/06

yu yu

8
猫は、どこへ。猫すきな方ぜひ。2018/03/29

inarix

7
事故で大けがを負ったキャロライン。自宅ではフィビィとティビィという双子の姉弟猫を飼っているが、療養中ティビィが突然家出。5週間後に帰ってくるも、彼は家で用意されるご飯には見向きもしなくなった。「私のにゃんこを勝手に飼いならしたのは誰!?」怪我、療養、鎮痛剤漬けで鬱々としていたキャロラインは被害妄想爆発。ティビィの首輪に小型カメラをつけたり、GPSをつけたりと大暴走。果たして犯人は見つかるのか――?著者の体験を楽しいイラストとコメディあふれる文章で描いた“猫飼いさんあるある”物語。油断すると泣かされる。注意2018/11/06

eipero25

6
飼い主が事故で重傷を負い、家庭環境が一変したことが猫ちゃんの家出の原因としても、外飼いさえしていなければ、と思わずにいられない。 著者とパートナーが女性同士であることは、日本ではまだ著名人の間では知らないので、進んでいるなあ、と思いました。(=^・^=)2023/03/26

tako

5
私は動物を飼った経験がほとんどないせいかもしれないけど、飼い主(著者)の言動にあまり共感出来なかった。愛情が過剰すぎて引いてしまう感じ?シリアスな内容ではなく、どちらかというとコミカル(というか自嘲気味?)な文章なんだけど、それがかえって鼻について楽しめなかった。 途中でもう一匹の飼い猫・フィビィ(ティビィの姉猫)に起きた出来事と、その後のティビィの様子の描写は印象的。あと、本の中にも出てくる著者の友人・ウェンディが描いたイラストはとても好き。彼女がだんだん猫好きになっていく経過もよかった。2018/05/25

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