決戦!本能寺

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  • サイズ B6判/ページ数 331p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062198035
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0093

出版社内容情報

累計六万部突破!「決戦シリーズ」第三弾!!戦国のいちばん長い夜――本能寺の変。その瞬間には、戦国のすべてがある。累計六万部突破!「決戦シリーズ」第三弾!!
戦国のいちばん長い夜――本能寺の変。

葉室麟(斎藤利三)
冲方丁(明智光秀)
伊東潤(織田信房)
宮本昌孝(徳川家康)
天野純希(島井宗室)
矢野隆(森乱丸)
木下昌輝(細川幽斎)

豪華メンバーがみたび集結!
乱世の英雄・織田信長を、討った男、守った男、そして、何もできなかった男たち――。
その瞬間には、戦国のすべてがある。

覇王の血 伊東潤
焔の首級 矢野隆
宗室の器 天野純希
水魚の心 宮本昌孝
幽斎の悪采 木下昌輝
鷹、翔ける 葉室麟
純白き鬼札 冲方丁


葉室 麟[ハムロ リン]
著・文・その他

冲方 丁[ウブカタ トウ]
著・文・その他

伊東 潤[イトウ ジュン]
著・文・その他

宮本 昌孝[ミヤモト マサタカ]
著・文・その他

天野 純希[アマノ スミキ]
著・文・その他

矢野 隆[ヤノ タカシ]
著・文・その他

木下 昌輝[キノシタ マサキ]
著・文・その他

内容説明

天正十年六月二日(一五八二年六月二十一日)。戦国のいちばん長い夜―本能寺の変。天下人となる目前の織田信長を、討った男、守った男。その生き様には、人間の変わることのない野心と業が滲み出る。名手七人による決戦!第3弾。

著者等紹介

伊東潤[イトウジュン]
1960年神奈川県横浜市生まれ。早稲田大学卒業。外資系企業に長らく勤務後、執筆業に転じ、歴史小説や歴史に材を取った実用書を相次いで発表。2013年『国を蹴った男』で第34回吉川英治文学新人賞、『義烈千秋 天狗党西へ』で第2回歴史時代作家クラブ賞作品賞、『巨鯨の海』で第4回山田風太郎賞、2014年、同作で第1回高校生直木賞、『峠越え』で第20回中山義秀文学賞を受賞

矢野隆[ヤノタカシ]
1976年福岡県久留米市生まれ。2008年『蛇衆』で第21回小説すばる新人賞を受賞。その後、『無頼無頼ッ!』、『兇』、『勝負!』など、ネオ時代小説と呼ばれる作品を手がける。また、『戦国BASARA3 伊達政宗の章』、『鉄拳 the dark history of mishima』といったゲームノベライズ作品も執筆している

天野純希[アマノスミキ]
1979年愛知県生まれ。愛知大学文学部史学科卒業。2007年『桃山ビート・トライブ』で第20回小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。2013年『破天の剣』で第19回中山義秀文学賞を受賞

宮本昌孝[ミヤモトマサタカ]
1955年、静岡県浜松市生まれ。日本大学芸術学部卒業後、手塚プロを経て、アニメ脚本、漫画原作などを手がけ、執筆活動に入る。1995年『剣豪将軍義輝』で一躍脚光を浴び、時代・歴史小説の旗手となる。2015年『乱丸』で第4回歴史時代作家クラブ賞作品賞を受賞

木下昌輝[キノシタマサキ]
1974年奈良県生まれ。近畿大学理工学部建築学科卒業。ハウスメーカー勤務後、フリーライターとして活動。2012年「宇喜多の捨て嫁」で第92回オール讀物新人賞を受賞する。2014年、デビュー作『宇喜多の捨て嫁』が第152回直木賞候補となり、2015年、同作で第2回高校生直木賞、第4回歴史時代作家クラブ賞新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ナイスネイチャ

217
図書館本。シリーズ第3弾。この題材だと信長に翻弄され、行き場を失い結局悲しい結末になるんだなぁ~。個人的には伊東潤さんの信房が気に入りました。今度は川中島らしくマイナーな武将がどれだけ描かれるか楽しみ。2015/12/12

yoshida

186
本能寺の変を七人の人物の視点より描く。本能寺の変と言えば、圧倒的に信長の存在感が光る。その為、本能寺の変の黒幕や手引きをした人物の描かれ方にアイデアを感じる。特に好みだったのは織田信房を描いた「覇王の血」、森乱丸を描いた「焰の首級」。「覇王の血」では武田家の人質となり、武田家の衰えにより織田家に帰参した信長の子を描く。存在は知っていたが、深掘りした作品は初めてではないか。興味深く読めた。どうしても本能寺を題材にした作品を読むと、信長の創る未来が見たいという思いに行き着く。信長の死は歴史ロマンを呼び起こす。2019/08/25

takaC

168
豪華競演。いや、主役は別々だから競演ではないですね。何と言うんだろう。配列までもが計画ずくのような天正十年録。 「覇王の血(織田信房)」伊東潤、「焔の首級(森蘭丸)」矢野隆、「宗室の器(島井宗室)」天野純希、「水魚の心(徳川家康)」宮本昌孝、「幽斎の悪采(細川幽斎)」木下正輝、「鷹、翔ける(斎藤利三)」葉室麟、「純白き鬼札(明智光秀)」冲方丁2016/12/17

hiro

166
決戦シリーズ第3弾!。『関ケ原』『大阪城』に比べてスケールダウン。それは時代は大きく変わった「変(事件)」だったが、両軍が相対する「決戦」ではなかったからだろうと思う。そして「本能寺の変」での一番の関心は、なぜ光秀は信長に弓を引くことになったのかだと思う。その意味で、信長の五男信房からみた伊東潤の『覇王の血』と、細川幽斎からみた木下昌輝の『幽斎の悪采』が良かった。肝心の光秀を描いた冲方丁の『純白き鬼札』は、朝倉家に仕えたころからの光秀を描いているが、短編で主人公の光秀を描くのはやはり無理があったと思う。2016/01/01

藤枝梅安

139
本能寺の変を扱った中編7作。明智光秀を動かしたのは何だったのか、誰だったのかを異なる視点から描いている。が、同じ題材を扱った他の長編と比べ、掘り下げが甘く、散漫な印象。結局、主役は信長だったんだ。2015/12/27

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