出版社内容情報
敗戦、神武景気、冷戦、安保闘争、高度成長、バブルの崩壊、二度の震災、テロと波乱の21世紀。歴史家は、その渦中をどう生きたか。太平洋戦争終戦前夜に大学に入学、学徒出陣を経て、戦後の七〇年間を通じ著者は近代史に民衆史という分野を開拓してきた。敗戦、神武景気、冷戦、安保闘争、高度経済成長、バブルの崩壊、二度の震災、国際テロと波乱の21世紀。その渦中をどう生きたか。著者が掲げてきた「自分史」という方法論の集大成として、歴史家の眼で戦後を総括する。
序章戦争とは何であったか
第一章 敗戦―一九四五年八月十五日と私
第二章 占領時代―復学、村の教師に
第三章 朝鮮戦争下に―カチューシヤの青春
第四章安保闘争を契機に、民衆史を拓く
第五章ベトナム戦争下の学生反乱
第六章渡米、そしてユーラシアの旅へ
第七章 高度経済成長の闇―水俣調査団へ
第八章日本はこれでいいのか
市民連合と歴博の創立
第九章 一九八九年―昭和の終焉と激動する世界
第十章世紀末の政界激変
第十一章二十一世紀の波乱の幕開け
第十二章東日本大震災と国際テロの時代
色川 大吉[イロカワ ダイキチ]
著・文・その他
内容説明
歴史を動かした真の原動力は、何だったのか?民衆とともに戦後を生き抜き、反戦を訴え続けた歴史家が、70年を総括する。
目次
戦争とは何であったか
敗戦―一九四五年八月十五日と私
占領時代―復学、村の教師に
朝鮮戦争下に―カチューシャの青春
安保闘争を契機に、民衆史を拓く
ベトナム戦争下の学生反乱
渡米、そしてユーラシアの旅へ
高度経済成長の闇―水俣調査団へ
日本はこれでいいのか市民連合と歴博の創立
一九八九年―昭和の終焉と激動する世界
世紀末の政界激変
二十一世紀の波乱の幕開け
東日本大震災と国際テロの時代
著者等紹介
色川大吉[イロカワダイキチ]
1925年千葉県生まれ。東京大学文学部卒。東京経済大学名誉教授。専門は日本近代史、思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
乱読家 護る会支持!
kungyangyi
-
- 和書
- 「出家」 寂聴になった日