出版社内容情報
戦後70年を機に、名作ノンフィクション漫画が復刊。脚本は横山秀夫、漫画は三枝義浩。子ども達に読ませたい感動ノンフィクション!
『戦火の約束』と『祖国への進軍』の2作品を、一冊にまとめて刊行します。
いずれも、感動のノンフィクション・コミックです。
『戦火の約束』は、ラバウルで生まれた、日本兵とアメリカ人捕虜の友情の物語です。ラバウルで、本来なら味方であるアメリカ軍の爆撃によって死んでしまった捕虜のメベリー。主人公の那須は、戦争の悲惨さを伝えるために、上官ににらまれながらも、戦争画を描き続けます。終戦後も、メベリーとの約束を守り、戦争の悲劇の絵を描き続けるのです。
『祖国への進軍』は、沖縄生まれでハワイに移民した日本人の物語です。アメリカ軍として沖縄にやってきたジロウ。彼は、ふるさとの人をすこしでも救うため、通訳兵として、全力を尽くします。
【著者紹介】
1989年、「マガジンSPECIAL」掲載の『毎度ラーメンやです』でデビュー。「週刊マガジン」でドキュメント・コミックを不定期掲載。代表作に『チェルノブイリの少年たち』『AIDS-少年はなぜ死んだか-』『語り継がれる戦争の記憶』シリーズなどがある。
内容説明
太平洋戦争最前線のラバウル。そこで絵描き兵の青年が出会ったのはアメリカ兵捕虜だった。いつしか友情が芽生えた2人は、襲いかかる激しい爆撃を受けながら、平和のために尽くすと、固い約束を交わした―。
目次
戦火の約束
祖国への進軍
著者等紹介
三枝義浩[サエグサヨシヒロ]
1989年、『毎度ラーメン屋です』でデビュー
横山秀夫[ヨコヤマヒデオ]
1998年に「陰の季節」で第5回松本清張賞を受賞し、小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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