出版社内容情報
1965年に出版された箱入り『たのしいムーミン一家』が、小さなサイズで復刻!ポストカード、ムーミン童話50年別冊ふろくつき! 漫画家羽海野チカ氏、おすすめの1冊!
「あなたに良く似た誰かが暮らしている 遠い海と森と谷のお話し」
長きにわたり、多くの国で愛され続けている、ムーミンの世界。
ムーミン童話を日本で1964年から出版し続けてきた講談社が、ムーミン出版70周年に復刻する、『たのしいムーミン一家』1965(昭和40)年版!
1965年に日本で初めて単独の本として出版されたのが、この『たのしいムーミン一家』です。
一目で世界観が分かる美しい装幀、昔ながらの函入り。
スナフキンが持っていたのは「よこぶえ」など、当時の表記も再現!
復刻版ならではのふろくとして、表紙ポストカード、かつて出版されたムーミン童話が一覧となっている「ムーミン童話日本出版50年のあゆみ」も封入。
少し小型化したので、本棚にも収まりがよくなり、ギフトにも最適です。
トーベ・ヤンソン[トーベ ヤンソン]
著・文・その他
山室 静[ヤマムロ シズカ]
翻訳
内容説明
挿入イラストを美しく再録。解説、箱入りなど当時の本を、ハンディサイズに再現しました!!別冊ふろく:講談社が1964年から出版し続けてきた「ムーミン童話」全装幀を、解説つきで公開!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
detu
44
童話は素直に読もう。スナフキンの出番が少なかったのが・・・2016/07/22
♪みどりpiyopiyo♪
41
みてみて! この可愛らしいご本を♡ 柔らかな装画、表紙の緑に背表紙の黄が映えて。見返しの3人も今にも動き出しそうです。■『たのしいムーミン一家』の、日本で最初に出版された1965(昭和40)年版の復刻版です。■ムーミンは「まもの」?! トフスランとビフスランは「シングミイとボブ」? スナフキンのたからものは「よこぶえ」! あれ? ムーミン屋敷の間取り図がある ✩⡱ ■なるほど、当時の人々はこんな風にムーミンと出会ったのですね ( ' ᵕ ' ) (原著1948年。日本版1965年。2015年復刻版)(→続2019/05/30
TSUBASA
25
ムーミン谷に住む愉快な動物や不思議な生き物たちの物語。ムーミンが、中に入れたものを変化させてしまう魔法の帽子を拾ったことから色々な騒ぎが起こる。ムーミンって初読みだったけどすっかり気に入ってしまった。寓意とか教訓とかに捕われることなく自由で楽しい世界を展開させているのが良い。訳もかなり好みかも。「イエース」とか「ヘーイ」とかなんかやたらとファンキーな感じがしたのが面白かった。つーかムーミンって妖精というのは知っていたけど一般的に怖いイメージがあるトロールだったのか…。2016/03/04
くみん
16
今日は世界翻訳の日。この本も70年前に翻訳されました。懐かしいムーミン一家、大好きです。2020/10/01
(-"-)
12
「『すべてが役に立つことについて。』だって、こりゃ、どうしたことだ。わしの持っていた本は、『すべてが無駄であることについて。』だったのに。」(本文)2017/05/09