出版社内容情報
はやみねかおるの大人気作品、名探偵夢水清志郎が漫画になった！ あの教授と３姉妹に、漫画でまた会える！
夏休みの遊園地でおこなわれたマジックショーの最中、謎の人物、伯爵の手によって一人の少女が消失する。
警察と、亜衣、真衣、美衣の３姉妹の厳重な警護をくぐり抜け、次々と子ども達が消えていく！
教授こと、名探偵夢水清志郎は、謎を解くことができるか－－!?
【著者紹介】
イラストレーター・漫画家。『探偵儀式』、アニメ『ＢＬＯＯＤ＋』『ルー＝ガルー』のキャラクター原案など、幅広く活躍する。『名探偵夢水清志郎事件ノート』シリーズでは、講談社ＢＯＸ版、星海社版の漫画、および講談社文庫版のイラストも担当している。
内容説明
はやみねかおる×箸井地図が贈る傑作ミステリー！三つ子の姉妹の家のとなりに引っ越してきた、常識ゼロ、記憶力ゼロの名探偵・夢水清志郎。夏やすみの遊園地でおこなわれていたマジックショーの最中、謎の人物“伯爵”によって、一人の少女が消失した。教授こと名探偵・夢水清志郎が、つぎつぎと子どもたちが消されていく謎に挑む！
著者等紹介
箸井地図［ハシイチズ］
イラストレーター・漫画家。キャラクターデザインなど、幅広く活躍
はやみねかおる［ハヤミネカオル］
小説家。１９６４年、三重県生まれ。三重大学教育学部卒業後、『怪盗道化師』で第３０回講談社児童文学新人賞に入選。講談社青い鳥文庫を中心に活躍（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
十六夜（いざよい）
9
原作と少女コミック版は読了済み。内容を知っていても楽しく読めたので、良かったという事なんだろう。探偵儀式が暗い作風だったので心配だったが、三姉妹のキャラのお陰か、いい感じの流れでした。2018/02/14
うさみＰ
4
漫画という形で職業：名探偵とアイマイミー三姉妹に会えるとは（漫画化自体は以前からされてたみたいですね）。文章上でのトリック表現をマンガの世界に落とし込む手法。少々強引さはあったものの（ジェットコースター ）、ミステリーの王道を行っていて取っつきやすいなァ、事件が発生したとき、必ず彼は現れる。私と同じ世界の人間、紙の表と裏の様に相反する存在。彼が現れる事で犯罪が完成し、退屈なモノトーンの世界は血の様に赤い紅い夢へ、極彩色の世界に変わるだろう。「亡霊は夜歩く」も買わねば。2015/07/02
ダリア
1
アガサ・クリスティの有名な”そして誰もいなくなった”に影響を受けた本ということで紹介されていた本のコミック化である。クリスティの方も好きでもちろん読んでいる。映画版、ドラマ版も観て、なお演劇版シナリオに近い映画版の方が好みである。原作派だったが、そのあまりの後味の悪さに・・・。コミック版で面白かったら原作を読もうと思っていたが、これは近いうちに原作を読まねばならない。つまり大変気に入った。温情解決をするところも名探偵らしい。そう、ホームズのようだ。2018/03/05
