検察・国税担当―新聞記者は何を見たのか

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検察・国税担当―新聞記者は何を見たのか

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  • サイズ B6判/ページ数 229p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062195126
  • NDC分類 327.13
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「魑魅魍魎の検察」「沈黙の国税」を担当して30数年。数々のスクープを放ってきたエース記者がその内実をあますところなく書き記す秘密主義の権化、検察と国税。担当する社会部記者たちは莫大な時間とエネルギーを費やして人間関係を築き、利害相反に悩みながらも厚い壁をぶち壊してきた。新聞記事では分からない水面下の攻防、抜いた抜かれたの日々、スクープの裏側を具体的なエピソードをふんだんに盛り込んで明かしていくとともに、信用失墜した検察はもとより、自信を喪失した新聞報道のあり方にも厳しい批判を投げかける。

村串 栄一[ムラクシ エイイチ]
著・文・その他

内容説明

各社のエース記者たちがスクープを求め、おのれのプライドをかけて競い合う日々。無駄と知りつつ、夜討ち朝駆け。そして特ダネを掴む日が来る。この道、40年。何もかも、見た。

目次

第1章 ある誤報(誤報、そして自殺;虚報 ほか)
第2章 検察という魑魅魍魎(「写真のない家」;沈没船を引き揚げよ ほか)
第3章 匍匐前進の日々(出入り禁止;吉永祐介の発案 ほか)
第4章 沈黙の国税を崩せ(国税記者クラブ;ロッキード事件 ほか)
第5章 調査報道の威力(特ダネ;リクルート事件 ほか)
第6章 検察、国税、警察、弁護士(国策調査;事件担当キャップ ほか)
第7章 検察捜査(検察の“特ダネ”;抜かれた記者 ほか)
第8章 どこに正義を求めるか(小沢一郎捜査;冤罪と可視化 ほか)

著者等紹介

村串栄一[ムラクシエイイチ]
ジャーナリスト。1948年、静岡県生まれ。明治大学政経学部卒業後、中日新聞社(東京新聞)に入社。首都圏の支局勤務を経て東京本社編集局社会部に。司法記者クラブ、国税庁記者クラブ、JR記者クラブ、司法記者クラブキャップ、事件遊軍キャップ、社会部デスクなどを担当。特報部デスク、写真部長、北陸本社編集局次長などを経て東京本社編集局編集委員で定年退職。引き続き特別嘱託として編集委員を務め、2013年暮れに完全退職。月刊「文藝春秋」をはじめとする雑誌にも特捜摘発事件、検察不祥事、司法制度などを中心に論考を寄せている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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サトシ@朝練ファイト

37
佐藤優もそうだが、現場を知ってる人は強い。興味深いエピソード満載だが、筆者がいつの間にか管との癒着により体制側の物の見方をするようになってしまったのは残念だ。裁判所が検察の追認機関(下部組織)という意見には同意。2015/07/19

funuu

10
一報が大事な時代だった。抜かれれば三位決定戦。着手当日の写真撮影も競い合いで、「やった」「負けた」の悲喜が日常だった。昔かたぎの記者の思い出話。検察組織が組織の存在感を示すために国策捜査をする構造がボンヤリ浮かんでくる。検察の沈み方より新聞の沈み方がより深い。2015/12/06

kawa

4
検察、国税を40年担当した新聞記者による回顧録。検察の有名人が次々と登場し、戦後の疑獄事件の通史的資料として貴重だと思うが、新聞記事を読まされている様で、退屈感は否めなかった。戦前の検察の弾圧的姿勢の反省が、今どのように活かされているかも知りたいところだが、その辺はあまり触れられていない。2015/10/26

Kazuhiro Takeda

1
体験談が淡々としたトーンで書かれている。抜いた、抜かれたの思い出中心。そんなにそそられへんだ。ただ、どうやって描かれているような深い人間関係づくりが出来たのかは気になった。2016/03/23

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