早大を出た僕が入った3つの企業は、すべてブラックでした

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早大を出た僕が入った3つの企業は、すべてブラックでした

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  • サイズ B6判/ページ数 213p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062194358
  • NDC分類 366.021
  • Cコード C0095

出版社内容情報

早稲田大学を出ても、これが日本の現実だ――。会社をやめても、どれもブラック企業。え? 俺が悪かったの? 早稲田大学を卒業した23歳の僕には、それなりの未来が拓けているはずだった。でも、「それなり」などありはしない。32歳になるまで、僕が入社して、そしてクビになった3つの会社は、すべてが「ブラック企業」だった。
 システムエンジニア(SE)、先物取引、業界新聞……これがブラック企業の実態だ。
 この10年間、この国では何が起こってきたか? ブラック企業をやめ、ライターとなった著者が赤裸々に明かす、前代未聞のノンフィクション。

はじめに
■第一章 望まれぬ採用――早大卒業、SE会社へ
 就職が決まらないまま迎えた卒業式/ハローワークの模擬面接/学歴が高すぎる/六本木ジョブパーク/合同就職面接会/SE企業の筆記試験/社長室だけ豪華だった/「ここで精神をたたき直せば、入社させるかもしれないよ」/ソニーの会議室での研修/「何様のつもりなんだ」/プログラミング言語を独習せよ/入社一日目は「挨拶の練習」/ダメだったらさよならだ/残業代は出ないが……/社長の説教と部長の嫌味/正社員の身分を手に入れるために/自分は何をやっているのだろうか/夏休みはない/クビの予感/「君はこれ以上伸びる見込みがない」/自己都合退職
■第二章 怒鳴られる日々――FX投資会社への転職
 どこにも採用が決まらない!/リクルートスーツ/不採用の理由は「雪だから」/君らが新卒第一号や/中学生も解けそうな筆記試験/何の仕事かはわからない/目をぎらつかせる人事担当者/出身大学を言え/「コンプレックスを抱えた人間が向いている」/入社式/ヤンキー系の課長/日経新聞とFX/電話勧誘営業のスタート/何様のつもりなんだ/終業後のミーティングで「人格に問題がある」/新人歓迎会/「アポもとれない奴は人間じゃない。死ね」/電話帳を使った無差別営業/昼休みだけが息抜き/為替営業の実態/ひたすら電話/叱責といじめ/残業手当はなく、歩合だけ/見込み客の家を訪問/話術がすべて/母へのプレゼント/上司は「クズ左翼。産経読めよ」と/遅刻の罰ゲーム/起き上がれない/「鞄を昼休みに持ち出すな」/必死で勉強したのに/病院に行く/会社で正座させられる/この会社は詐欺だ/退職届を出して
■第三章 大人のいじめ――業界紙記者になる
 転職エージェントへの登録/業界紙の筆記試験/初任給は二十二万円/物流企業からもらう「賛助金」/労働基準法は守るつもりのようだ/懇親会で「きょうは無礼講だ」/解雇された社員がいる/「ファイル名に日付をいれるな」/録音もしない座談会/知るか」「ゴミくず」/マニュアルは古い手書きのプリント/人間砂漠のような会社/新聞を購読しない記者たち/社長の激怒/「この新聞は、オナニー新聞なんだ」/企画会議の欠席/隣の同僚は、先に辞めた/「作文を書いてもらおうか」/上司は「宗教ジャーナリスト」になった
おわりに


小林 拓矢[コバヤシ タクヤ]
著・文・その他

内容説明

一流大学を出ても、これが日本の現実だ―。会社をやめても、どれもブラック企業。『自動車絶望工場』を超えた傑作「私」ノンフィクション!SE(システムエンジニア)、FX投資会社、業界紙…10年間、この国では何が起こってきたか?働き方を根底から考え直させる衝撃ルポ。

目次

第1章 望まれぬ採用―早大卒業、SE会社へ(就職が決まらないまま迎えた卒業式;ハローワークの模擬面接;学歴が高すぎる ほか)
第2章 怒鳴られる日々―FX投資会社への転職(どこにも採用が決まらない!;リクルートスーツ;不採用の理由は「雪を見ていたから」 ほか)
第3章 大人のいじめ―業界紙記者になる(転職エージェントへの登録;業界紙の筆記試験;「使えるかどうか試してやる」 ほか)

著者等紹介

小林拓矢[コバヤシタクヤ]
1979年、山梨県甲府市生まれ。早稲田大学教育学部社会科社会科学専修卒業。大学卒業後、三つの企業勤務を経て、現在はフリーライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

魚京童!

20
ブラックじゃなくてもこのヒトは無理だと思う。2015/05/19

aloha0307

11
表題見て、分かってないな~が契機。出版社の要請もあるのだろうが、自ら特権意識を表出したら、社会人としてはいい事ないです。いっぽう、SE、先物&外為証拠金業、地方出版社..酷すぎるよ。人としての尊厳を踵で踏み潰していいのか。銀行投資先の某社(一応上場会社)に1年出向したことがあるが、ここもB企業であった。パワハラ、セクハラetc.何でもあり。Bであるかの基準は、離職率と断言したい。とにかく退職者の多さに驚嘆した。もっともその会社は期末在籍人員の平均勤続年数を東証に開示。期中離職者は一切カウントせずに...2015/05/23

takizawa

8
著者・小林拓矢氏によるブログ記事をまとめたもの。(色々な意味で)すごい。ブラック企業での経験を詳細に綴った記録で書籍化できるレベルのものってあまりないので。SE(客先常駐型。プログラミングの独習をしている期間で解雇)→FX投資会社(運用はさせてもらえず、ひたすら営業電話。儲けの仕組みは詐欺)→物流系業界紙記者(プレスリリースを記事にする)と職種・業種ともに幅広く、企業の内実が分かる点は面白いかな。2015/05/16

かめぴ

7
腐ってる人っているよね。ブラック企業っていっても所詮は「人」だもの。が・・酷いねぇやるせないねぇと読み進みうちに、このイラッとする感じは、何。この著者がイラッとさせるタイプなのかも、とチラッと思った次第。2015/04/28

kokada_jnet

7
他人事ではないノンフィクション。「早大を出た」という題名が少しミスリーディング。著者はかつてのワセダによくいた、バンカラ型の人ではなく、「人間関係が苦手だが、勉強は得意だった」タイプで、自分も同じタイプの大学生だった・・・。就職氷河期時代は「頭がよくて、人間関係も得意」な人物しか、大手の企業はとらなかった。自分自身をふりかえってもそうだが、こういう繊細な心の人は、民間企業を選ぶより、公務員試験の勉強をして地方公務員になるほうがよいと思う。2015/03/22

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