出版社内容情報
藤本ひとみ版「眠れる森の美女」のものがたり。読者のみなさんをきらびやかなバレエシアターに誘います。東逸子氏のイラストも美麗!■昔々のこと。やっとのことで跡継ぎのお姫さまに恵まれたフロレスタン21世は、姫の健やかな成長を見守ってもらおうと、国中の妖精を洗礼式に招待しました。そしてお姫さまはオーロラ姫と名づけられて、お祝いに妖精たちから様々なプレゼントを贈られました。しかし式典長のミスでもっとも性質の悪い妖精カラボスが招待客のリストからもれていたのです。カラボスはめでたい祝いの場に乱入し、この無礼の仕返しをしてやる、とオーロラ姫に呪いをかけました。美しく成長した姫は糸紡ぎの針に指を刺されて死ぬというのです。しかしまだ贈り物をしていなかったリラの精がカラボスの呪いを薄め、姫は100年の眠りについた後、王子の訪れによって目を覚ますと救いの手を差し伸べました。
さて、美しく成長し16歳の誕生日を迎えたオーロラには求婚者も現れ、城はめでたい雰囲気に包まれました。そこへ老婆に変装したカラボスが現れて姫に花束を渡しましたが、その中に針が隠されており、オーロラ姫は指を刺されて倒れてしまいました。嘆き悲しむ王や王妃の前にリラの精が現れ、王や王妃を始め、人間から動物、調度品に至るまですべてをオーロラ姫とともに眠らせてしまいました。オーロラ姫は、誰にも100年の眠りを邪魔されることなく深い眠りについたのでした。
そして100年の時がたち……おなじみのストーリーは、意外な結末を迎えます。
開幕前、3つの謎
1 この物語を書いた人は
2 舞台となった城は
3 バレエとなった理由は
プロローグ オーロラ姫の誕生
第1幕 16歳の誕生日
第2幕 第1場 美しい王子
第2幕 第2場 2人の出会い
第3幕 結婚パーティ
バレエを愛するすべての皆様
藤本 ひとみ[フジモト ヒトミ]
著・文・その他
東 逸子[アズマ イツコ]
著・文・その他
ペロー[ペロー]
原著
内容説明
キスで目覚めたオーロラ姫と王子は、結婚式に誰を招待したのでしょう―?世界中の子どもたちに愛され続ける眠り姫の物語。
著者等紹介
藤本ひとみ[フジモトヒトミ]
長野県生まれ。西洋史への深い造詣と綿密な取材に基づく歴史小説に定評がある。フランス政府観光局親善大使をつとめる
東逸子[アズマイツコ]
佐賀県生まれ。東京芸術大学デザイン科卒。ヨーロッパ風の幻想的な画風で早くから評価され、エッチング、ドローイング、造形などで、独自の世界を開拓する。画集、絵本、挿画なども手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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